ピッコマで公開されている「シンデレラにお別れを」の感想と考察になります。
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「シンデレラにお別れを」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【61話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
カメリアの選択は
娘ヘーゼルの名前を聞いた途端に顔色を変えたカメリア。
彼女は娘ヘーゼルを大事に育てるとカシオスに約束されていたらしく、それをずっと信じていたよう。そしてシエラの筆跡を真似して手紙を書かせるなど実は娘を利用されていたことを知り、大きなショックを受けているみたいです。
カシオスの言葉を信じるなんて本当に愚かとしか言えないですね…。彼が子供を大切にするはずがないのに…。
それからオテスタンドはもう一度正しい人生をやり直してはどうかと提案。地方に子供のいない男爵家の老夫婦がいて、そこにヘーゼルを入籍させることができると。そして老夫婦には子供の世話をするほどの余力がないから乳母が必要になるだろうとも。
つまりカメリアが乳母として雇われ、ヘーゼルと一緒に男爵家で暮らせるというわけですね。
妹イゾルデの敵でもあるカメリアにもう一度チャンスを与えるとは。不幸の連鎖を断ち切るのが最善だろうということで、オテスタンドは慈悲深いです。
最後にカシオスの恋人として死ぬのか、ヘーゼルの母親として生きるのかとあらためて問われ、カメリアは後者を選んでいました。
せっかく与えられたチャンスなので、今度は道を間違えずに生きて欲しいものです。
例の薬は
オテスタンドとのやり取りの中でカメリアの話には例の薬の件が出てきました。それは以前第45話でカシオスが飲んでいた薬ですね。
呪術の力が込められた薬ということでしたが、やはりそれはカメリアが作ったものらしく。欲望に素直になり望むものを見せてくれるという効果があるのだと。間違いなく危険な薬ですね…。
彼女は自分がカシオスの駒にすぎないということを分かっていて、もっと必要とされるために彼が悪夢で苦しんだときに飲ませたみたいです。カメリアも中々やることをやってますね…。
カシオスの処遇は
数日後、第二皇子だったカシオスの廃位が正式に決まり、エルモンド皇家の姓が剥奪されることに。
そしてオテスタンドが所有する公爵領内の島に流刑されることになったみたいです。
ここから彼が逆転して這い上がってくるのはほぼ不可能でしょうね。一生苦しんで生きて欲しいものです。
そして流刑地へ移送されているカシオスの手には赤い薬瓶が。どうやら出発前に皇后アデリアーナから渡されたよう。大変だったらそれを飲んだらいいと。
その際アデリアーナは不気味に笑っていて、おそらく薬瓶の中身は毒薬なのでしょう。アデリアーナはカシオスをひどく恨んでいるので、相当苦しみながら死ぬ毒なのかもしれませんね。
ただカシオスの移送中に一行は盗賊らしき者たちに襲撃されるという。カシオスがふと見ると、それは間違いなく暗殺者なのだと。
ターゲットはカシオスですかね…?送り込んだのは誰なのでしょうか。彼への恨みを考えたらアデリアーナか、それとも娘イゾルデも殺した皇帝だったり?
この後どんな展開が待っているのか気になるところですね。
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