ピッコマで公開されている「悪女は今日も楽しい」の感想と考察になります。
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「悪女は今日も楽しい」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【114話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
鍵はカルロス公爵家
レイリンのもとにはルーカスが訪ねてきました。話題はやはり皇室との戦い方について。
皇帝は建国記念パーティーのときにカルロス公爵家とバイカル侯爵家の力も利用してカンドミオン公爵家を反逆者に追いやるつもりだろうと。
やはり勝負の日は建国記念日であり、それまでに準備しなければいけないということみたいですね。
それからルーカス曰く勝負の行方はカルロス公爵家にかかっていると。
以前第102話や第104話で触れられていた通りカルロス公爵は奪われた宝剣によって皇帝に逆らうことができない状況で、皇室を倒せるかはカルロス公爵にかかった呪いを解いてあげられるか次第というわけですね。
そのためには皇帝が隠している宝剣を取り戻す必要があり、皇宮を自由に出入りできるベラードに協力を依頼しようということに。
呪いの対象は皇帝に公爵の座を与えられた者にだけ及ぶらしく、公子であるベラードは皇帝の支配下ではないみたいです。これがせめてもの救いでしょうか。
問題は宝剣の呪いなどの話をベラードが信じてくれるかどうかですが、それはレイリンの腕次第ですかね。
ベラードは戦争を望んでいない一方、皇室は秘密資金を毎年辺境に流して戦争を促しており、その事実を伝えたら彼を説得できるかもしれないとレイリンは考えているようで。
ここから勝負の日となる建国記念日に向けてベラードがキーマンになるかもしれませんね。
ベラードへの手紙
そのころ辺境にいるベラードは一人頭を悩ませているよう。
母カルロス公爵がなぜカンドミオン公爵家に背を向ける選択をしたのか理解できていないようで。母が皇帝に逆らうことができないという事情など彼には知る由もないですからね。
ベラード自身はカンドミオン公爵家と対立することなど望んでいないみたいです。
そんな彼のもとには差出人不明で手紙が。中身を読んでみるとそれがレイリンからのものであると彼はすぐに気づいたよう。
名前を書いてしまうと皇室にバレたときに厄介なことになるので、匿名で手紙を出したのでしょうね。
手紙にはカルロス公爵がやむを得ない事情で今の選択をしているということ、帝国には悪が蔓延していること、その根こそぎ取り除くために助けて欲しいという旨が書かれていました。
あまり具体的な内容は書かずとも、色々と察することができそうな文面ではありますね。
同意してくれるならこの手紙に署名して欲しいという旨も書かれており、ベラードは迷うことなく署名。するとそこには眩い光と共にレイリンが現れました。
ただの幻影なのか実際に空間移動でもしてきたのか分かりませんが、署名すると発動する魔法がかけられていたのでしょう。
本格的に説得するのはこれからですが、ベラードならきっとレイリンの味方になってくれると期待したいですね。
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