ピッコマで公開されている「悪女の駄菓子屋へようこそ」の感想と考察になります。
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「悪女の駄菓子屋へようこそ」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【89話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ドラゴンの資料
アカデミーでの特別授業を終えたメルデニークは、学長から約束通り図書館の入館証を貰えたよう。以前第81話で交わした約束ですね。
そしてそこでドラゴンについて書かれた本を見つけることに。その本によるとドラゴンは卵から出て一番最初に見た人間を親として認識するとか。
確かに第54話で卵が孵化した時、初めて見たメルデニークのことをママと呼び、隣にいたイサクのことをパパと呼んでいました。
またその際ドラゴンと最初に向き合った人との間に臨時刻印が結ばれて両者には特別な絆が成立するよう。そしてドラゴンはその人と最終的な刻印を進めることを望み、最終的な刻印が完了するにはドラゴンが望むものをあげないといけないとか。
知識を欲しがるドラゴンもいれば宝石を欲しがるドラゴンもいるみたいですが、全てのドラゴンが究極的に望むのはただ一つ、刻印者の無限の愛情なのだと。だからその愛情が込められているプレゼントをする必要があるみたいです。
なるほど~。愛情のこもったプレゼントをすれば最終的な刻印が完了するというわけですね。そうすればドラゴンの能力が刻印者にも共有されるのだと。
英雄ドミニクと魔塔主イサクがすでに味方にいるのに、ドラゴンの力まで使えるようになったら敵なしですね。笑
その後メルデニークはドミニクや悪魔たちと相談して何をプレゼントするか決定。それが何なのかは今回は明かされず、気になるところですね。
正餐会の日
ドラゴンとの刻印を完了させたいところですが、それよりも先に教皇との正餐会の日がやってくることに。
イサクとドミニクも一緒に出席してくれますが、教皇との初対面ということでさすがのメルデニークも少し緊張気味のようですね。
そして正餐会の会場へと入ると、そこには一人の男が。彼が教皇であり、銀髪で長髪と少し神秘的な雰囲気も感じられる印象です。
教皇曰く皇后の健康状態が良くなくて皇室の人たちは不参加となったとか。予想外のことにメルデニークは困惑しているようでした。
う~ん、何だか怪しい…。教皇が皇后に何かしたのではないかと疑ってしまいますね。そして初めからメルデニークたちとだけで正餐会をやるつもりだったのではと。
ただいくら疑ったところで今のところ真実は分からず。とりあえずメルデニークたちには何事もなくこの正餐会を乗り切って欲しいです。
信仰の時間
それから正餐会の前に信仰の時間が設けられることに。それは司祭に会ったときにやるもので、教理集を読みながら静かに祈る時間なのだと。
そういうわけでメルデニーク、イサク、ドミニクはそれぞれ教理集を受け取り読んでみることに。
ただメルデニークがそれを見てみるとグニャグニャとした文字でまるで読めず。何だか不気味ですね…。彼女も戸惑っている様子で、見ているだけで呪術にでもかけられてしまうのではと心配になります。
ただ彼女は部分的に読めるところを見つけて目を通して見ると、”メルデニークは夢見ていた人生のために駄菓子屋を開くことを決心した”という文章が。
教理集なのに教理ではなくメルデニークのことが書かれているとは…。もう何が何だかですね。
困惑したメルデニークが隣に座っているイサクに確認して見ると、彼曰く何の変哲もない教理集のよう。もしかしたら人によって見えているものが違うのかもしれません。
ますます戸惑うメルデニークに対し、読んだんですねと言ってグッと顔を近づけてくる教皇。私はあなたのような存在をずっと探していましたとも。
一体どういうことなのでしょうか…。メルデニークがその教理集を読めるかどうかで教皇は何か判断したのでしょう。そして教皇はメルデニークのような人を探していたということで、その真意が気になるところです。
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