ピッコマで公開されている「離婚した悪女はケーキを焼く」の感想と考察になります。
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「離婚した悪女はケーキを焼く」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【79話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
2人の決断は
後継者のパートナーとして皇帝からやたらと求められている理由を知ったエリン。彼女の出身家であるブリシア侯爵家の血統には魔力を安定させる力があり、短命な皇族を救うことができるからという話でしたね。
つまりエリンが一緒にいてあげないとカーリクスが早くに死んでしまう可能性があるというわけです。
そのことを知ったエリンは皇帝の意向や皇家のやり方は受け入れ難いと前置きしつつ、何よりもカーリクスのことが大切だと明言。
この時点ではまだ皇后になると決断していませんが、仮にそうしたとしても皇家のためではなくカーリクスのためだということでしょうね。
そしてエリンはカーリクスの望みも聞いたうえで2人で決めたいと提案。
カーリクスは望んでもいない皇位や自分の血筋のせいでエリンを縛りつけてしまうのが嫌だと言いつつ、率直にエリンのそばにいたいと自身の気持ちを明かしていました。
彼もまたエリンと似たような心情なのかもしれません。複雑な事情やしがらみなどはどうでもよくて、ただただ大切な人と一緒にいたいだけなのでしょう。
2人はお互いの素直な思いを伝え合い、未来を約束する関係に。はっきりとは言葉にしていませんが、エリンは皇后になることを受け入れたということなのでしょうね。
お店のこと
エリンは自分の店レモンツリーに戻り、カーリクスとのことを全てメリーに話すことに。
メリーは自分のことのようにエリンの幸せを喜んでくれているよう。心からエリンを慕っているのが伝わってきますね。
エリン曰く彼女が皇后になったらメリーがまた皇居で働けるように手伝うとか。引き続きエリンのそばで働けるのならメリーも嬉しいでしょう。
ただその前にエリンは提案したいことがあるらしく。レモンツリーの新しい店主になる気はないかと。
皇后になったら当然エリン自身が店を続けることは難しくなるわけで、それならメリーに引き継いではどうかということですね。
まさかの提案にメリーは最初は戸惑ったものの、あなたほどの適任者はいないというエリンの言葉を受けて涙を流しながら喜び、そしてその提案を受け入れていました。
メリーはエリンを手助けするという形で一緒にレモンツリーをオープンしましたから、思い入れも強くて本当に大切な場所なのでしょう。
お店にはお手伝いをしてくれるガーネットとシリンもいますから、メリーが店主となる新たなレモンツリーに期待したいですね。
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