ピッコマで公開されている「ニセモノ皇女の居場所はない」の感想と考察になります。
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「ニセモノ皇女の居場所はない」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【67話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
怪しい薬品
フィローメルらはエミリーが拾ってきた怪しい小瓶について確認していました。前回エミリーがエレンシアの部屋で拾ったものですね。
レキシオン曰くその小瓶に入った薬品は知能を高める薬である可能性がありそうとのことですが、ただ初めて見るため断言はできないようで。
そのため試しにカディンが飲んでみることに。元々はフィローメルが毒見すると言い出したのですが、ルグィーンらが止めてカディンにやらせるという。
何の薬品か分からないのに毒見すると言い出すフィローメルもすごいですし、カディンは可哀そうです。笑
その薬を飲んでもカディンの様子に特に変化はなく。試しにレキシオンが掛け算の問題を出すとカディンは即答で答え、やはり知能を高める薬で合っていたようだという結論に至っていました。
第54話で触れられていましたがカディンは頭が弱いということで、薬を飲む前は掛け算も出来なかったということなのでしょうね。笑
ルグィーンの見解は
ひとまず知能を高める薬だという結論が出たわけですが、ルグィーンは何か気になっているようで。というのもその小瓶からエステリオンが感じられるのだと。
エステリオンというのは以前第24話で出てきた言葉で、ルグィーンが持って生まれた膨大な力のことでしたね。指一本で天候を変えてドラゴンさえも殺すことができるほどの力ということでした。
そんな力がなぜ小瓶から感じられるのかルグィーンは疑問に感じているよう。過去に自身が作ったものというわけでもなく心当たりも全くないみたいです。
そういうわけでルグィーンはその小瓶を魔塔に持ち帰って調べてみるのだとか。
あと以前フィローメルが調査して欲しいと渡した預言書について、ルグィーン曰くこの世には存在しない物質で構成されている可能性が高いよう。だからこの世界ではない他の世界から持ち込まれた可能性があると。
徐々に話が壮大になってきましたね。エレンシアが預言書とは別人なのではという疑惑もこれまでに浮上していますから、異世界から来た魂が憑依しているという展開もあるかも分かりませんね。
フィローメルの船
フィローメルは皇宮内の湖へとやってきました。そこには皇女だったころにユースティスから贈られた船があり、当時制作中だったものが完成したからと確認しに来たよう。
彼女にとっては別に必要ないものみたいですが、貰ったからには一目見とかないと失礼だろうと思ったみたいです。
またそこにはレキシオンもいて、実は彼も制作に関わっていたらしく。船にかかっている魔法の術式を彼が組んだのだと。
当時レキシオンはそれがフィローメルに贈られるものだとは当然知らず、ユースティスから魔塔へ依頼があって作っただけみたいですね。
そんな話をしていると何やら騒いでいる声が。今の皇女は私だから私に乗る権利があるとエレンシアが声を荒らげているよう。その船は皇帝がフィローメルに贈ったものであると使用人が制止しているものの、エレンシアはそれが気に入らないようで。
まあここら辺はいつも通りですね。ただやはり以前より攻撃的になった気もしますがどうでしょうか。
これ以上騒ぎが大きくなるのも面倒だからとフィローメルはエレンシアに声をかけて船に乗ることを許可。大人な対応ですね。
自分はあとで乗ればいいと思ってフィローメルが立ち去ろうとしたところ、何やら異変が起きたよう。エレンシアが向かった船のほうでしょうかね。
そのときレキシオンはニヤッと笑っていて、おそらく彼がエレンシアを痛い目に遭わせようと何かしたのかもしれませんね。続きが気になるところです。
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