【78話】離婚した悪女はケーキを焼くのネタバレを含む感想と考察！

ピッコマで公開されている「離婚した悪女はケーキを焼く」の感想と考察になります。

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「離婚した悪女はケーキを焼く」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。

【78話】感想と考察（一部ネタバレを含む）

管理人が作品を読んだ感想と考察になります。

悩むエリン

カーリクスと結婚して皇后になってくれないかと皇帝から提案されたエリン。

彼女はすぐに答えを出せずに困っているよう。カーリクスと結婚できるのは嬉しいことであるものの、また前のような生活に戻るのは躊躇ってしまうみたいです。

かつては次期皇帝とされていたレイモンドの妻であり、そのため次期皇后という立場だったわけですが、その時の嫌な思い出が蘇ってしまうのでしょう。

彼女が何も返答できずに困っていると、そのくらいにしてはどうかとカーリクスが止めに入ってくれることに。エリンにも考える時間が必要だからと。

カーリクスの言葉を受けて皇帝は少し申し訳なさそうにし、その日はそこで話が終わりとなりました。

カーリクスが助けに入ってくれてエリンとしては救われたでしょうね。いつ何時もエリンのためを思ってくれていて本当に頼もしいです。

皇家の秘密

皇后になってくれないかと皇后が提案してきた件に関連して、カーリクスは皇家の秘密をエリンに教えてくれることに。

それは後継者だけに伝えられるような極秘の話みたいです。それでもエリンには知る権利があると考えてカーリクスは教えてくれることにしたのでしょうね。

まず遠い昔皇家の血筋には魔力が宿っていたのだと。そのおかげで皇族は自由に魔法を使うことが可能で、特に強い魔力を持つ者だけが皇帝になれるという不文律ができたとか。

しかし世代を追うごとに皇家の魔力はどんどん弱まってしまって魔法を使える者はいなくなり、さらに使えもしない体内の不完全な魔力のせいで皇族は寿命が身近く子供ができにくい体質になったよう。

全てにおいて悪い方向に進んでしまっているわけですね…。皇帝の息子でありレイモンドの父であった先代皇太子が早くに亡くなったのもそのためなのでしょう。

カーリクスの力が開花

次期皇帝とされていたレイモンドにも魔力が発現せず、皇家の血筋に宿った力が全て消えてしまったかに思われたところ、何とつい最近カーリクスが魔力を発現したのだとか。

それもこの間レイモンドの毒で死にかけ、そしてエリンの能力で解毒された出来事がきっかけで力が開花したみたいです。

毒によるものなのかエリンの力によるものなのか。もしくはその両方が影響したのか。詳しくは分からず。

エリン曰く彼女目線でもカーリクスを解毒する際に彼から光が溢れ出してくるような感覚があったみたいですね。

また魔力が発現してからカーリクスの手の甲には文様が。大神官曰くそれは非常に強い魔力を持っているときにだけ現れるものなのだと。

以前第３９話でアインツの傷跡の箇所にも文様が現れていましたが、それとは違う文様であるものの何か関連性があるのかも？両者とも毒から回復したのがきっかけという共通点もありますからね。

色々と謎なところが多く真相が気になるところです。

カーリクスの出生

魔力は皇家の血筋に宿っているという話にも関わらず、なぜ養子であるカーリクスに魔力が発現したのかとエリンは疑問に感じたよう。

それに対してカーリクスはさらに秘密を明かしてくれることに。実は彼の母は先代皇太子と恋人関係だったらしく。

そのためカーリクスが先代皇太子の子である可能性があるみたいです。だから正当な皇族の血筋かもしれないというわけですね。

ただ確認する方法もなくて断定することはできず、そもそもロイテン大公家はかつて皇家から分家したという背景があり、だからカーリクスが魔力を持っていてもおかしくはないとか。

この話はカーリクスもつい最近皇帝から聞いて知ったみたいです。

カーリクスの出生については結局謎のまま、先代皇太子の子かもしれないしそうではないかもしれないという状態なのでしょうね。

エリンが求められる理由

最後にカーリクスはエリンがやたらと求められている理由を教えてくれることに。

さっきの話の通り皇族は体内の魔力のせいで短命であり、結婚相手にはそれを安定させてくれる力が求められるよう。その能力を持つ者は名門貴族家の子孫の中にいるみたいです。

現皇帝もその力を持った女性と結婚したわけですが、亡き先代皇太子は相手が見つからず。先代の皇太子妃が難産で亡くなって以降、相応しい相手がいなかったということなのでしょう。

それで先代皇太子は早くに亡くなってしまったわけですね。

そしてエリンの出身家であるブリシア侯爵家の血統には魔力を安定させる力があるらしく、それで皇帝はエリンを皇后の座につかせたいみたいです。

なるほど…。皇帝はレイモンドとの離婚の時もやたらとエリンを説得していましたが、不可解なほどエリンにこだわる理由がそこにあったわけですか。

自分がいなければカーリクスが早くに死んでしまうとなったら、エリンは皇后になる選択をするのではという気がしますね。彼女がどんな決断をするのか注目です。

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