ピッコマで公開されている「ニセモノ皇女の居場所はない」の感想と考察になります。
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「ニセモノ皇女の居場所はない」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【66話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ローザンヌと家門の処遇
ローザンヌが投獄された翌日、彼女の家門であるマノン子爵家の邸宅には調査官たちが押し入り、脱税などの違法行為を犯したとして一族全員罰を受けることに。
どうやらローザンヌが皇后になるからと信じ込んで、犯罪に手を染めるようになったみたいですね。家族全員愚か者としか言いようがありません…。
財産も没収されてマノン子爵家は没落。同じ血族のムリエル公爵家にも相当の罰が下ったようで。
以前第61話でムリエル公爵家の公女サーシャがローザンヌを煩わしそうにしている場面がありましたが、とんでもない迷惑をかけることになりましたね。苦笑
フィローメルのお願い
フィローメルは皇帝ユースティスのもとへ行き、もうローザンヌを解放してあげて欲しいとお願いすることに。
というのも預言書に出てくる悪女フィローメルの姿がローザンヌと重なり、他人事ではない気がしたみたいですね。一歩間違えたら今の自分もローザンヌのようになったかもしれないとも思っているのでしょう。
フィローメルのお願いを受けて、ユースティスはローザンヌの命だけは救うことに。その日ローザンヌはボロボロの状態で牢屋から解放されたみたいです。
数日遅かったら本当に死んでしまったかもしれないほど厳しい罰を受けていたようで。慈悲を施したフィローメルに感謝して欲しいものですね。
まさかの知らせ
その日の夜、フィローメルはルグィーンからまさかの話を聞くことに。何とローザンヌが何者かに殺されたのだと。マノン子爵邸へ荷物を取りに行ったところ、何者かに刺されたのだとか。
その話を聞いたフィローメルは驚きを隠せない様子。ローザンヌを救おうと彼女がどうにかユースティスを説得したのに、結局こんな結果になってしまったわけですからね…。
ローザンヌを襲った犯人
そのころフードを深々と被って顔を隠したエレンシアは、怪しい男たちと会って何やら報酬を渡していました。
どうやらローザンヌを狙うようエレンシアが男たちに依頼していたみたいです。確かにエレンシアはローザンヌに対して腹を立てていましたからね。
ただローザンヌが死んだことをエレンシアはその場で初めて知り、動揺している様子。
というのもエレンシアは彼女が二度と調子に乗れないよう懲らしめて欲しいと依頼したのであって、殺すよう頼んだのではなく。それを男たちが勝手に殺してしまったみたいです。
何だかエレンシアが思ったよりもまともな人に思えてしまいました。彼女なら嫌いな相手を平気で殺しそうな気がしていたので。苦笑
ローザンヌが死んだという事実にエレンシアは動揺して吐き気を催すも、私は悪くないと自分に言い聞かせ、そして平静を取り戻したよう。
それから何か吹っ切れたようで、どうせ”本物”でもないのにと意味深なことを呟いて前を向くという。
彼女の言葉の意味はどういうことなのですかね…?あと今回のことで吹っ切れて、本当に平気で人を殺すような人間になってしまうのではという恐ろしさを感じてしまいます。
エミリーが感じる違和感
皇女宮にてエレンシアの動向をうかがっているエミリー。
以前第52話でフィローメルはエレンシアの行動を報告するようエミリーに命じており、言われた通り忠実に役目をこなしているみたいですね。
そんなエミリーはエレンシアに対して違和感を感じているよう。最近やけに気分が良さそうで、まるで人が変わったようだと。
なるほど…。ローザンヌの死を知った時に何か吹っ切れたような感じがあったので、その時からエレンシアの中で何か変化があったのでしょうか。
そんなことを考えているとエレンシアがこちらを睨み、エミリーは咄嗟に顔をそむけるという。この感じだとエレンシアはエミリーが裏切ってスパイになったことに勘づいているのかもしれませんね。
それからエミリーは床に転がっている怪しげな小瓶を見つけるという。一体何なのでしょうか…?
とにかくエミリーがフィローメルに有益な情報を持ってきてくれるといいですね。そしてエレンシアに起きている変化の理由が何なのか気になるところです。
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