ピッコマで公開されている「お求めいただいた暴君陛下の悪女です」の感想と考察になります。
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「お求めいただいた暴君陛下の悪女です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【114話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
不可解な噂話
現在シャリオルト帝国の皇宮ではある噂が流れているよう。
皇帝ゼフォンが本格的に戦争の準備に動いているらしいと。それに加え、皇帝ゼフォンと皇后ラースが第三夫人サシャと距離を置くようになったらしいとも。
ちょっとこの噂は不可解ですね。特にラースがサシャと仲違いするだなんて考えられないので。
おそらくそこには何かの意図があって、わざと流した噂なのかもしれませんね。
クロエが交渉に
クロエは第一夫人アンネリナの邸宅へとやってきていました。
やはり出迎えたのは代理人の男であり、クロエは彼に交渉を持ち掛けることに。サシャが再び皇帝と皇后に認められるためには価値のある情報が必要であり、ぜひ情報大国であるリブラ王国の王女アンネリナの助けが欲しいと。
その代わりシャリオルト帝国が標的としている相手国を教えることができると言い、それならばと代理人はクロエを邸宅内に招き入れるという。
もしかしたら邸宅内に外部の者が入れたのはこれが初めてなのではと。徹底的に外部との交流を拒んでいたということでしたから。
そしてひとまず交渉成立ということでしょう。リブラ国王としてはシャリオルト帝国がどこを攻撃するかという情報が欲しいでしょうし、同盟国であるエトワール王国のサシャの立場が悪くなるのも不都合なのかもしれません。
ラース側がサシャに関する嘘の噂を流したのもそのためなのでしょうね。
実質的な主人
代理人によって応接室に案内されたクロエ。ただすぐに取引には応じず、重要な情報交換をするのだから王女であるアンネリナ本人と直接会いたいと要求。
しかし代理人はそれを拒絶してくるという。どうしてもアンネリナを表には出したくないようです。
するとクロエは挑発的な言動を見せ始めることに。ただの雇用者に過ぎないあなたに重要な情報を伝えるわけにはいかないのだと。
これには代理人の男もイラっとしたようで、この邸宅の実質的な主人は自分だと明かし、そして彼の合図で武器を持った男たちが現れてクロエを取り囲むことに。
それから代理人の男はアンネリナのことを何もできない人間だと侮辱したうえ、リブラ国王とのやり取りも全て自分がやっていると明かしていました。
大体予想していた通りですね。やはりアンネリナの立場は弱く、何の権力も持っていない状態だったみたいです。早くこんな環境から彼女を助け出してあげたいところです。
そこへ現れたのは
周囲の男たちが刃物をチラつかせ、取引に応じるかと代理人の男が威圧的にクロエに詰め寄ってくるという。
取引に応じなければここから生きて帰ることはできないとでも言いたそうな雰囲気ですね。
クロエが恐怖で震えていたところ、そこにはラースが現れることに。これまでのやり取りを全て把握しているようで、おそらく通信装置か何かで話を聞いていたのでしょうね。
これには代理人の男も動揺している様子。目の前に現れたのは皇后ですから、クロエに対してしていたような強気な態度も取れないでしょう。
皇帝の情婦を事実上監禁していたようなものですから、ゼフォンの意向次第では代理人の男を処分することもできるのではと。この後どんな展開が待っているのか楽しみです。
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