ピッコマで公開されている「お求めいただいた暴君陛下の悪女です」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第112話 | 第113話 | 第114話 |
「お求めいただいた暴君陛下の悪女です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【113話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
家族からの手紙?
冒頭のシーンでシングは何やら受け取った手紙を確認していました。
差出人はペニーワース家。家族から送られてきた手紙ということですかね?
あとちょっと描写が分かりにくかったのですが、おそらくシングはその手紙を読まずに捨てたように見えます。
以前明かされた話で、シングはペニーワース子爵の6番目の息子であり、家門が財政難だったため売られるようにベリエ王宮へと送られてきたというエピソードがありました。そしてラースの侍従になったわけです。
そのような過去を考えるとシングが家族と良い関係を築いているはずはないですよね…。シングの心情は全く描かれていませんが、普通に考えたら会いたくもないのではと。
それにしても売り飛ばした息子に手紙を送ってくるとは、何の用なのかは少し気になるところではありますね。
調査結果を共有
第一夫人アンネリナに関する調査をラースはシングとクロエに頼んでいましたが、お互いに調査を終えたようで情報共有することに。
ただあまり有益な情報は得られなかったらしく。本人に直接会ってみようと宮殿を訪れても、代理人の男に門前払いされてしまって会うこともできなかったよう。
その代理人というのは祖国リブラ王国から送られてきた唯一の雇用者なのだとか。
何となくですがその代理人はリブラ国王に忠実な手先とかで、アンネリナの意向とかは無視したりしていそうな気がしてしまいます…。
実質的には代理人によって監視されてアンネリナは宮殿に閉じ込められた状態なのではと思ってしまいますね。
直接会いに
シングとクロエの調査でも有益な情報を得ることはできず。
それならばとラース自らアンネリナに会いに行ってみることに。そこにはサシャも一緒のよう。
ただやはり正門で出迎えてくれたのは例の代理人であり、中には入れてもらえないという。それもアンネリナ本人が会うのを拒んでいるからと。
アンネリナ本人の意向という話も嘘くさいですよね…。やはり彼女を外部から隔離しようとしているのではと思ってしまいます。
そんな正門での様子をアンネリナは宮殿の室内から見つめているようで。明確な心情描写はありませんでしたが、何となく切なそうな雰囲気が感じらます…。
一方ラースは窓からこちらを覗く人の気配を感じ、それがアンネリナではないかと思ったよう。そしてふとかつての自分の姿が重なったみたいです。
かつてのラースも家族にいいように扱われて自由な外出も許されなかったでしょうから、昔の自分と同じ境遇で苦しんでいるのではと直感的に思ったのかもしれませんね。
ただその日はそれ以上深追いすることは無く、代理人に言われた通り大人しく帰ることに。これからラースがどのような行動を起こすのか注目です。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第112話 | 第113話 | 第114話 |