ピッコマで公開されている「ニセモノ皇女の居場所はない」の感想と考察になります。
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「ニセモノ皇女の居場所はない」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【61話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ある仮説が
エレンシアに与えられたミドルネームが預言書とは異なっていることに困惑するフィローメル。
ナサールがエレンシアに惚れなかったことやユースティスが実の娘と未だに微妙な距離を保っていることなど、預言書と違う展開はこれまでにもあったものの、今回の件は訳が違うよう。
神殿では神から啓示された皇族のミドルネームはその人の魂を反映するものだとされていて、時期が多少前倒しになったからといって変わるはずはないからと。
そのようなことを考えているフィローメルは、ある仮説にたどり着くことに。
その人の魂を反映するミドルネームが変わったということは、今目の前にいるエレンシアは預言書に登場するエレンシアとは魂の違う人なのではと。
ある時からエレンシアが別人のように変わってしまったというカトリーヌの話とも一致しますから、この仮説が合っている可能性が極めて高いでしょうね。
今のエレンシアは預言書とは別人ということで間違いないのではと。真相が気になるところです。
もう一人のサブ男主人公
ナサールはエレンシアから初ダンスを申し込まれたものの断ったよう。このような場で皇女からの誘いを断るとは凄い勇気ですね。笑
そういうわけで代わりにエレンシアが踊ることになった相手はというと、もう一人のサブの男主人公キリアン。これが初登場になりますかね。
逆転の勇者という異名を持つエスカル伯爵家の子息であり、最上級モンスターのケルベルスを倒したという人物なのだと。おそらく騎士としては作中で最強クラスの人という感じなのでしょう。
ちなみに以前第42話でジェレミアがサブの男主人公として紹介されていて、今回登場したキリアンがもう一人のサブ男主人公ということですね。
キリアンの姿を見たフィローメルは驚いているよう。というのも預言書と比べると登場が早すぎるというのと、預言書ではキリアンは貴族の世界に嫌気がさして舞踏会には参加しない人だったのだとか。
まあそこもまた預言書のシナリオとは変わってきている部分なのかもしれませんね。ここら辺の変化が今後どのように影響してくるのか注目です。
そのころローザンヌは
そのころローザンヌは会場の外の廊下でイライラしているよう。まず彼女にとってフィローメルが罪人ではなかったことが想定外だったようで。
前回ラストシーンでチラッと登場した時に困っている様子でしたが、それが理由だったのでしょう。まあ罪人どころかむしろ最高勲章が授与されて国賓として迎えられているほどでしたからね。
それならばとローザンヌは紅炎の指輪を渡すことで皇女エレンシアの歓心を買おうとしたものの、接触を試みた際には軽くあしらわれて恥をかくことに。
しかもエレンシアに対して無礼な振る舞いをしたとして令嬢たちの間で笑いものにされ、従姉妹であるムリエル公女のサーシャからは私の名前を使わないでと冷たく突き放されていました。
ローザンヌは自身がマノン子爵家の娘であるにもかかわらず、名門ムリエル公爵家の従姉妹だなどと威張るような人物ですから、サーシャから突き放されたのは痛手でしょう。
とにかくこの舞踏会はローザンヌにとっては今のところ散々な結果になっていますね…。苦笑
そして紅炎の指輪がエレンシアの手に渡るのはフィローメルとしては不都合だと思うので、ローザンヌの思い通りにはならないで欲しいものです。
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