ピッコマで公開されている「ジャンル、変えさせて頂きます!」の感想と考察になります。
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【110話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
リューディガーの反応は
ユディットとルカはリューディガーに対してこれまで隠してきた秘密を打ち明けることに。
小説の登場人物に憑依したという錯覚をしていたユディットの経験や、波乱万丈の人生を乗り越えた後に願いを叶えてくれる杯によって過去に回帰したというルカの話も。
普通に考えたら信じられないような内容ではありますが、リューディガーはいつもと変わらない表情で淡々と聞いてくれるという。しかもすんなりと受け入れて信じてくれたよう。
特に何かリアクションもなく、そこがやはりリューディガーらしいですね。笑
ちなみに彼はユディットとルカが何か隠し事をしているのは感じ取っていたとか。でも知られたくなさそうだから追及しなかったのだと。あらためてリューディガーの優しさが感じられます。
それからしばらくの間彼らは多くの話をして和やかな時間を過ごし、これまでにないほど3人の距離が縮まっている気がしますね。
それは小説のよう?
ユディットがこの世界を小説の中だと錯覚していた件について少し触れられていました。
前世の記憶が全くないリューディガーや完全な記憶を持っているルカに対し、ユディットは中途半端な記憶で過去回帰することとなったわけですが、記憶の空白の部分はルカの記憶が流れ込んできて埋められたらしく。
自分のものではないその記憶は透明な窓を通して他の次元を覗いたかのようであり、それはまさに小説のようだったのだとも。
だからユディットはこの世界が小説の中であり自分が登場人物に憑依したのだと勘違いしたのでしょうね。
謎は残ったまま
色々と真相が明かされたものの謎はまだ残ったまま。まずユディットはなぜルカの記憶が自分い流れ込んできたのか疑問に思っているよう。
そしてルカの”幸せになりたい”という願いの結果が過去回帰だったのがなぜなのかということについても。
そんな謎が解けないまま一か月が経ち、思いがけない人物から願いの杯にまつわる話を聞くことになったとか。
それが一体誰なのかは、続きが気になるところ。もしかしたらその人物の話でユディットの感じている疑問や謎が解決されるかも分かりませんね。
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