ピッコマで公開されている「ニセモノ皇女の居場所はない」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第57話 | 第58話 | 第59話 |
「ニセモノ皇女の居場所はない」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【58話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ナサールと再会
フィローメルは皇城を訪ねてきたナサールと久しぶりの再会を果たしていました。久々に彼女の顔を見ることができてナサールも心から嬉しそうです。
ナサールは相変わらずフィローメルのことを殿下と呼ぶものの、彼女はすでに皇女という身分ではないため、その呼ばれ方を好まないよう。
そしてフィローメルの意向でお互いに名前で呼ぶことに。ナサールは恥ずかしそうにして嫌がっていましたが、結局は受け入れたみたいです。
ナサールとしては好きな人を気軽に名前で呼ぶなど緊張してしまうのでしょう。そして彼の心情にフィローメルは全く気付いてなさそうですね…。苦笑
またナサールはフィローメルの護衛としてそばにいるジェレミアとも挨拶を交わすことに。
一応以前顔を合わせたことはあるわけですが、ジェレミアが変装していることもあってか気づいていないよう。ただなぜか見覚えがあるような感覚もあるようで。変装しても雰囲気を完全に隠すことは出来ないということですね。
ナサールとジェレミアは握手を交わしながらもバチバチと今にも争いが始まりそうな様子。どちらもフィローメルのことを相手には譲らないという気持ちなのでしょう。
エレンシアが木の上に
それからフィローメルとナサールが皇城内を少し散歩していると庭園のほうが何やら騒がしく、なんとエレンシアが猫を助けようと木の上に登っているという。
注目でも集めたいのかまた何か面倒な騒ぎを起こしていますね…。苦笑
フィローメルはその光景に既視感を覚えたよう。というのも預言書でナサールが彼女に一目惚れする状況にそっくりなのだと。
預言書では巣から落ちた雛を戻そうと木に登り、誤って落ちてしまったところをナサールが助けて恋に落ちるのだとか。
しかし今実際にフィローメルの隣にいるナサールは木の上にいるエレンシアに関心が無さそうな様子。
そんな彼の態度にフィローメルは少し困惑しているようで。今ここにある現実は預言書の内容とは違うということですね。
わざと落ちた?
木の上にいる猫がルグィーンであることに気づいたフィローメル。
彼女が駆け寄ってみると、猫のルグィーンは軽々と飛び降りてフィローメルの胸に飛び込むことに。
猫を助けようと木を登ったのに一人取り残されたエレンシアが何だか惨めですね…。苦笑
またフィローメルは猫のルグィーンを受け止めて尻もちをつき、心配したナサールがすぐに駆け寄るという。それを見たエレンシアはまた不快そうな様子。
エレンシアはフィローメルが関わることで事あるごとに不満そうにしていますよね…。
そして次の瞬間エレンシアは足を踏み外して木から落ちるという。おそらくこれもわざとでしょう。ちょうど木の下まで来たナサールに受け止めて欲しいのではと。
ちなみに前回エレンシアが未来を知っているのではという疑惑が浮上しましたが、このタイミングで木に登ったのも預言書の展開に沿うように意図していたのかも分かりませんね。
木から落ちたエレンシアがこの後どうなるのか続きが気になるところです。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第57話 | 第58話 | 第59話 |