ピッコマで公開されている「愛され悪女が消えた世界」の感想と考察になります。
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「愛され悪女が消えた世界」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【65話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
騒ぎの理由は
ヤングプレップの集まりの場で突然響き渡る子供の叫び声。何か事件でも起こったのかと思われましたが、どうやらカエルが子供の頭の上に乗ったのだと。
まあ確かに私もそれは叫んでしまいます…。苦笑
ただ直前にシエナがヘサロスの炎を子供たちに触らせてあげる場面があったので、誰か火傷でもしてしまったのかと心配になりましたが、大したことではなくて一安心です。
厄介な主催者
シエナはミハエルと一緒に主催者であるパルビス侯爵夫人に挨拶に行くことに。この集まりはパルビス侯爵家の屋敷の庭園で開催されているという話でしたね。
ただ初対面にもかかわらずパルビス侯爵夫人はシエナに敵意むき出しであり、平民出身の孤児だったことを皆の前で罵ってくるという。
その一方でロレイナのことを素晴らしい子だと褒めちぎり、長年患った関節炎をロレイナが治療して治してくれたと言って勢いよく椅子から立ち上がってみせるという。
第63話でパルビス侯爵夫人とロレイナが親密そうにしている場面がありましたから、過剰に持ち上げようとするのも納得です。
会場にいる人たちはさすがロレイナだと盛り上がっているようで、パルビス侯爵夫人の意図通りでしょうね。
またミハエルはシエナが馬鹿にされたことが許せず反論しようとしていましたが、そんな彼をシエナがなだめて止めるという。大きな揉め事になっても良い事なさそうですから、賢明だったかもしれませんね。
とにかくロレイナを持ち上げてシエナを落とそうとするパルビス侯爵夫人が厄介な主催者なのは間違いないでしょう。
実は治っていない
それから椅子から立ち上がっているパルビス侯爵夫人は膝関節に痛みを感じて顔を少しゆがめることに。
どうやら実は治っておらず、ロレイナから治療を受けて3日後には痛みが再発したとか。それでも人前では完治したと言い張ってバレないようにしているよう。
というのもパルビス侯爵夫人はどうしてもロレイナの評判を上げて逆にシエナの評判を落としたい事情があるようで。そうすればもう一度ロレイナの治療を受けられるのだと。
また治療を受けたとしても3日程度で再発して根本解決にはならなそうですけどね…。
それでも少しでも関節炎の苦しみから解放されたくて、治療してもらうべくミナンシ伯爵夫人とロレイナの意向に沿うように行動しているという状況なのでしょうね。
そういうわけでパルビス侯爵夫人が膝の痛みを人前で隠し通そうとする中、完治していないことにシエナは気づいたようで。
心優しいシエナなら寄り添ってあげそうな気がしますがどうでしょうか。シエナの力で完治するようなことがあれば逆にパルビス侯爵夫人が味方になってくれる可能性もあるのではと。
この後どんな展開が待っているのか気になるところです。
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