ピッコマで公開されている「私の愛する圧制者」の感想と考察になります。
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「私の愛する圧制者」の漫画は「LINEマンガ」で公開されています。
【22話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
侯爵の招待
ローゼンベルク侯爵の目に留まり、侯爵邸に招待されることになったハイナー。
ルームメイトが侯爵の特殊部隊に入れるかもしれないとハイナーを絶賛すると、そこに入りたがっていたイーサンのことを思い出します。
訓練所の卒業生たちは正式な軍隊ができない任務を遂行させられたため、唯一正式な軍隊に入隊できる侯爵の特殊部隊は彼らの憧れなのでした。
この時点でハイナーの身体にはパダニアの男娼という傷もないので、本格的に残虐な目に合うのは特殊部隊に入ってからなのでしょうか。
侯爵を恨むのも特殊部隊での出来事がきっかけなのかもしれませんね。
憧れで救いであった特殊部隊が想像と違えば、よりダメージは大きく、恨む気持ちも計り知れないものになるのかなと思います。
アネットとの出会い
他の訓練生とともに侯爵邸にやって来たハイナー。そこには見たこともない煌びやかな世界が広がっており、その中でも聖母マリアの絵画に目を奪われます。
この世界のすべての罪に許しを請うているような姿に感じ、人々が神を信じる気持ちがわかる気がするハイナー。
その後、自由時間の最中。ハイナーが庭園で休憩をしていると聞きなれたメロディーが流れてきます。音を辿っていくと、そこには幼少期のアネットがピアノを弾いている姿が。
高貴で神聖で美しく、まるで聖母マリアのようだと思うハイナー。彼女に自分の存在がバレそうになると、あわてて立ち去るのでした。
ハイナーがアネットに出会った瞬間、そしてこの時点でもう恋に落ちたのかもしれません。
地獄のような場所で生きてきたハイナーにとって、聖母マリアに重ねるほどアネットは尊い存在だったのですね。
それがなぜ憎む対象になってしまったのか…気になりますが、これから先を読むのが怖いです…。
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