ピッコマで公開されている「婚約破棄の対価」の感想と考察になります。
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「婚約破棄の対価」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【87話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
裁判の場へ
皇居を訪れたエルシアたちは、そこに居合わせたアスリエルの協力もあって無事に中に入ることができ、そして裁判の場へとやってきました。
どうやらその日はエルシアが要請した裁判の日であり、彼女以外の出席者はすでに揃っている状況だったみたいです。
おそらく皇帝はエルシアを皇居に入らせないように厳重な警備を敷き、彼女の不参加を理由に裁判を中止させようとしたのでしょう。本当に卑怯な手を使いますね。
皇帝はエルシアと一緒に入場してきたパヴォロッセの存在に驚いている様子でした。
皇帝としては行方の分からないパヴォロッセを早く見つけ出して始末しようとしていたくらいですから、彼がエルシアと一緒にいるのは都合が悪いでしょうね。
あと教皇アスリエルは裁判長としての立場で出席しているようで。彼であれば皇帝に買収されたりしないですから安心ですね。
明かすべき真実
ペゼンテルア公爵夫人にイルノス殺害の容疑がかけられ、母の無実を訴えるとしてエルシアが要請した裁判の場。
彼女は本題に入る前に明かさなければいけない重大な事実があるとして、連れてきた証人パヴォロッセに証言させることに。
皇帝の元補佐官であるパヴォロッセは闇ルートで薬物を入手していたことを明かし、その用途は皇后に服用させるものだったと説明。そしてそれが皇帝の意向だったと。
つまり皇后は病気で亡くなったのではなく皇帝によって徐々に弱らされて殺されたというのです。
まさかの証言に会場の人たちはざわつき、そして皇帝は明らかに動揺して焦りの表情を隠せない様子。いいですね~。笑
この裁判には関係ない内容だと皇帝は話を遮ろうとするも、すかさずエルシアが反論。皇后の死に疑問を抱いていた人がまさにイルノスであり、完全に隠蔽するために皇帝がイルノスまで殺そうとしていたのだからと。
そんな話の中で会場には一人の男が登場。顔は描かれていませんがおそらくイルノスですかね。
その直前に第85話でのペゼンテルア公爵夫人がエルシアに耳打ちしたシーンが回想として描かれ、そのとき”イルノスは死んでいない”と伝えていたようなので。
当然イルノスの登場はエルシア側が計画しているものなのでしょう。この後どんな展開が待っているのか楽しみです。
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