ピッコマで公開されている「私の愛する圧制者」の感想と考察になります。
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【18話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
目を覚ましたアネット
ついにアネットが目を覚まし、心配そうに声をかけるハイナー。
その瞬間、絶望したような表情で涙を流し始めるアネットを見て、ショックを隠せない様子。
ハイナーはアネットが死のうとしたことを後悔するかもしれないと思っていたものの、彼女の絶望した表情を見てそれが思い違いだったと気が付くのでした。
まだ自分が生きていることに絶望したアネットを見て涙が止まりませんでした。さすがのハイナーもかなり堪えたようですね。
これから彼がアネットに対してどんな態度をとるのか気になるところです。
台無しになった結末
ハイナーが部屋にやってくるとため息をつき、今の自分はハイナーが望んでいた通り死ぬほど不幸であり、自分たちの望んでいた結末をハイナーが台無しにしたと話すアネット。
こんな結末を望んだことはないとハイナーが答えると、死を選ぶと思っていなかったことは自分を人間だと思っていなかったからであり、死を望むことよりも最悪だとアネットは話します。
死んでほしいなんて思っていないと震えながら話すハイナーですが、冷めた表情をするアネットにはまったく響いていないのでした。
死んでほしいと思ってないと言っていますが、心の中で死んでもいいと思っていたシーンはありましたけどね。
ハイナーの傷ついた姿を見るのはいい気味ですが、アネットの心が完全に壊れてしまったのだと思うと読んでいて辛いです。。
アンスガーの訪問
次の日、アネットの元にやって来たアンスガー。アネットは環境はすべて変わった今、以前のような関係に戻ることはないと考えている様子。
アンスガーが改めてフランチェに誘うと、自分は妊娠できない身体だから王室の血は継げないと明かすアネット。
アンスガーは驚いた様子を見せ、アネットが自分の目的をわかっていることに気づくと、自分がパダニアに送られたのは王政復古の勢力にアネットが必要だったからだと正直に明かすことに。
しかし、訪問したのはそれだけが理由なのではなく、今でもアネットのことを求めているからだったと説明します。
私と結婚したいの?という問いに、少し間を置いてもちろんと言いつつ、これからゆっくり考えればいいと答えるアンスガー。
フランチェに一緒に行こうと再度アネットを誘うと手を差し伸べるのでした。
アンスガーはアネットのことを救いという気持ちがあるのも本当かもしれませんが、彼の手を取るほど信用できる人物ではない気がします。
それをアネットもわかっていて、だからわざと結婚したいの?と鋭い質問をぶつけてみたのかもしれません。
アンスガーの反応から、結婚するつもりがあるようには感じませんでした。自分も離婚したばかりでアネットもまだ離婚の問題があるからゆっくり考えようと逃げているように聞こえましたしね。
以前、アンスガーと再会した時も没落してだいぶ経ってからですし、本当に彼女のことを好きであったらもっと早く会いに来るはずなのかなと思ってしまいます。
アネットはアンスガーが今でも自分のことを好きだと思ってはいないのがせめてもの救いですね。。もし生きるとしたら、ハイナーはもちろんアンスガーの手も取ることもなく、他国で一人で生きていくのがアネットにはいいのかなと思います。
それができるかわかりませんが、アネットが生きる道が見つかるとよいです。。
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