ピッコマで公開されている「私の愛する圧制者」の感想と考察になります。
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「私の愛する圧制者」の漫画は「LINEマンガ」で公開されています。
【13話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
新しく来た医師
新しく主治医となったミラ・ローレンと面会するアネット。自分の精神状態が普通でないことをわかっているものの本当におかしくなったことを認めるのもバレてしまうのも怖いと感じ、カウンセリングは拒否します。
風邪や頭痛と同じようにアネットは体調が悪いだけだからとカウンセリングを勧めるハイナーですが、以前精神病院に閉じ込めると言ったハイナーの言葉に説得力はありません。
あれはただアネットが反抗したからとハイナーが言うと、言い合いになってしまう2人。ハイナーが部屋を出て行くと、こんな人生に意味はないと思ってしまうのでした。
新しく来た医師は前の傲慢な男とは違って穏やかで優しそうな女性です。
これ以上ハイナーといても疲弊するだけですが、いつまでこの状態が続くのでしょう。こんなハイナーを相手にしていたら、元気な状態であっても鬱になると思いますね。。
カリトンの話したかったこと
ある日、ハイナーに護身用にと渡されたナイフを持って、カリトンを面会することになったアネット。
カリトンが妊娠していることに気が付くと、事件のせいで流産した自分とは対照的な姿に当然黒い感情が置きながらも、それを飲み込みます。
穏やかに会話が進み、カリトンには弟の他に兄がおり、貴族に功績を奪われたことがきっかけで革命軍に入ったことがわかります。
そして、革命軍の弾圧の際にスパイ容疑で捕まると、責任者であったローゼンベルク侯爵からその場で死刑が宣告を受けることに。急いでいる様子のローゼンベルク侯爵が宣告後にそそくさと向かったのは、アネットのピアノ演奏会だったことがわかるのでした。
兄の死を軽く扱われたようで、ローゼンベルク侯爵や貴族を恨む気持ちはわかります。だからといってアネットを銃で撃っていい理由にはならないですよね~。
そもそも、革命軍に入って弾圧されたら死ぬ可能性はわかりきっていますし、それはカリトンの兄の選択だったと思うのです。
カリトンにこんな話をされたら弟のせいで子供を殺された話をアネットにしてほしくなりますが、きっとアネットは明かさないのでしょうね…。
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