LINEマンガで公開されている「元夫の番犬を手なずけた」の感想と考察になります。
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「元夫の番犬を手なずけた」の漫画は「LINEマンガ」で公開されています。
【87話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ビルヘルムの目的は
雪山の中でビルヘルムは一人あるところへ向かおうとしていました。それは前世で竜と出会った場所。
殺してくれたら残った命をあげると竜に提案され、それによってビルヘルムは2度目の人生をやり直すことができたという話が第66話で描かれていましたね。
そんなやり取りを交わした雪山の奥深くへ向かっているみたいです。
その理由はというと死ぬ前に竜はある言葉を残してくれたらしく。もし終わりを望むならこの指輪を持ってこの場所へ帰ってきなさいと。そうすれば初めからこの世界に存在しなかったかのようにしてあげるとも。
なるほど…。ビルヘルムは前世での竜の助言通り、自らの存在を消滅させようとしているわけですね…。
ちなみに昨夜ラインハルトから言われた”愛している”という言葉は彼女のただの優しさに過ぎず、本当はいなくなることを望んでいるんだろうとビルヘルムは思い込んでいるみたいです。
う~ん、何だか気持ちがすれ違ってばかりで噛み合わないですね…。今ラインハルトが彼のことを捜し回っているとは思ってもいなそうです。
諦めないラインハルト
そのころラインハルトはビルヘルムを見つけるために一人雪山の中を捜し回っていました。
魔物の出現などもあってディートリッヒらとははぐれてしまい、馬も失って自分の脚でボロボロになりながら歩いているみたいです。
この感じだとビルヘルムよりもラインハルトのことが心配になってしまいますね…。
それでも彼女は強い心を持って諦める様子はなく。自分の命を懸けてでもディートリッヒを連れ戻そうという覚悟があるのでしょう。
また彼女は雪の冷たさを感じながら、かつてビルヘルムと雪山の中であったときのことを思い返していました。あなたはこんな苦痛を感じながら生きていたのねと。
あの時はまだビルヘルムは幼い男の子で、ラインハルトと会うまでその小さい体で何とか生き延びていたわけですからね。
考えれば考えるほどビルヘルムのことが頭に浮かんでくるようで、ラインハルトは彼を助けるために一心不乱ということでしょう。
まさかの再会
ビルヘルムを見つけようとひたすら歩を進めるラインハルトは、足を滑らせて崖から転落。そして崖の下で偶然そこにいたビルヘルムが受け止めてくれるという。
まさかこんな形で再会するとは…。漫画にしてもさすがに偶然が過ぎるとは思いますが。笑
自らの存在を消滅させようとしていたビルヘルムですが、このタイミングで再びラインハルトと顔を合わせることになり何を思うのか。
この後どんな展開が待っているのか楽しみですね。
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