ピッコマで公開されている「お求めいただいた暴君陛下の悪女です」の感想と考察になります。
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「お求めいただいた暴君陛下の悪女です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【102話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ラースの提案
ベリエ王国の貴族たちを数名集めて取引を持ち掛けたラース。彼女の提案はというと、シャリオルト帝国で採取した真珠を買わないかというもの。
その提案に貴族たちは目を輝かせて食いついていました。それだけ喉から手が出るほど欲しいものなのですね。
ただしラースは条件を提示。この取引の話は自分の家族であるベリエ王家には秘密にしておいて欲しいと。家族も真珠を欲しがっていて無償で提供するため、その分彼ら貴族たちの支払いで賄いたいとか。
その話を聞いた貴族たちは、相変わらず利用しやすい女だと心の中でラースを見下しつつ、表向きには良い顔をして取引に積極的な姿勢のよう。
ラースがベリエ王国内でどのような扱いを受けてきたのかが伝わってきます。まあそのような風潮はベリエ王家が作ったわけですが。
彼女の思惑は
ラースの持ち掛けた取引の話にあっさりと乗ってきた貴族たちですが、当然彼女には思惑があるよう。
というのもここに集められた数人の貴族は、皆前世でラースに厳しい処罰を与えようと主張していた者らしく。そして国王と結託して国民に過度な納税を強要した私利私欲にまみれた奴らなのだと。
つまりこの場に集められた貴族たちはラースの復讐対象になる人たちなのでしょう。
ただ具体的にどのように懲らしめるのかについては明かされず。
家族には無償で真珠を提供するというラースの話は当然嘘でしょうから、王家をよそに貴族たちだけが真珠を所有している状況をまずは作りたいということなのですかね?
ラースが一体何を考えているのか真相が気になるところです。
シングの家族?
ベリエ王国の街中をラースとシングが歩いていると、近くを通った馬車に乗った2人の男が彼女らを偶然目撃。
それは2人の男で、どちらもシングと同じ青い髪のよう。まさかシングの家族とかですかね?
あそこにいるのはシングじゃないか?と彼らは話しているようで。そして隣にいるのが王女であることにも気づいている様子。
ただそれ彼らが何を思ったのか、何かしようとしているのかについてはそれ以上描かれず。今後どう物語に関わってくるのか注目ですね。
占拠した村で
シャリオルト帝国軍はすでにベリエ王国の5番目の村を占拠していました。
ただ帝国軍が攻撃したわけでもないのに民家ははじめからボロボロであり、そのことに兵士たちは驚いているよう。一方で畑のほうは問題なくしっかりと整備されているみたいです。
何か闇を感じますね…。国の意向で食料の確保のために畑にはお金を使って、住民たちの生活は犠牲にされているみたいなこともありそうです。
帝国軍はとりあえずそのような状況を本部へと報告することに。
ちなみに村民たちに危害を加えたりするような場面は一切なく、穏便に占拠したという感じでしょうか。
これからラースのベリエ王国侵略計画がどのように進んでいくのか気になるところです。
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