ピッコマで公開されている「泣いてみろ、乞うてもいい」の感想と考察になります。
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「泣いてみろ、乞うてもいい」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【24話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
涙を流すレイラ
貴族たちの狩りによって撃ち落された鳥の墓を順番に作っていたところマティアスと遭遇してしまったレイラ。
彼のすぐそばにも鳥の死体が転がっていて、その鳥の脚には赤い糸が結び付けられているという。実はそれは去年彼女が川のほとりで孵化した雛たちに結び付けたもので、去った渡り鳥が無事に帰って来たか知りたかったのだとか。
それなのにこんな形でその鳥に再会してしまうとはですね…。レイラは悲しみのあまり涙を流していました。
そんな彼女の表情を見てもマティアスはほとんど表情を変えることなく冷静なまま。人の心が無いのですかね…。
また鳥を好きな理由をマティアスが問うと、いつもそばにいてくれる美しくて自由な存在だからとレイラは答えていました。
行く当てもなくたらい回しにされた辛い幼少期を過ごした彼女にとって、そのような存在が心の支えになっていたのかもしれませんね。
意味深な言葉
それからマティアスは別れ際に意味深な言葉を残していくことに。
自分は自分の世界にある全てのものが元の場所にあることを願っていると。逃げたり隠れたりせずにあるべき場所にあって欲しいのだとも。
なるほど…。つまり最近の彼を避けているレイラの行動について指摘していて、今まで通り庭師の娘として日常的に公爵邸に顔を見せろとでも言いたいのでしょうか。
ただマティアスの遠まわしな表現にレイラは少し困惑しているよう。どういう意味なのかあまり理解していないのかも?
まあ理解する必要も受け入れる必要も無いと思いますけどね…。レイラにはレイラの人生があって、マティアスのために生きているわけではないので。
この日から何かレイラの振る舞いに変化はあるのか、今後の彼女に注目です。
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