ピッコマで公開されている「泣いてみろ、乞うてもいい」の感想と考察になります。
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「泣いてみろ、乞うてもいい」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【10話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
完璧な人生
2年ぶりにアルビスへ帰ってきたマティアスは、まだ屋敷が遠いにも関わらず車を止めさせて周辺を散歩することに。
そこで彼は自分自身の人生について考えながら一人森の中を歩いていました。
別に車からレイラが見えたからとかではなかったみたいですね。さすがにそこまで彼女のことを考えてなどいなかったようです。
彼はこれまでの生きてきた完璧な人生について振り返り、そしてこれからも完璧な女性と結婚して完璧な父になり家門をさらに強くするつもりなのだと。
自分で自分のことを完璧だと思えるとは凄いですね…。
また彼の考えている完璧な女性とは、ブラント伯爵家の令嬢クロディーヌ・フォン・ブラント。以前レイラに惨めな思いをさせた嫌な奴です。
別にマティアス自身がクロディーヌを望んでいたり恋愛感情があるわけではなさそうですが、血筋や家門のことを考えても最適な結婚相手で周囲からも勧められているとか。
マティアスは家門を率いる自分の立場などをしっかりと認識していて、家門のためにやるべきことをちゃんとやる真面目なタイプなのでしょう。
やはりここで遭遇
自分の人生についてゆっくり歩きながら一人考えていたマティアスですが、その横をレイラが自転車で通ることに。
さっき車で追い越されていましたが、逆にレイラのほうが追いついた形になったみたいです。
やはりここで遭遇してしまいましたね…。
そして通り過ぎようとした際にレイラはその男がマティアスであることに気づき、驚いて自転車で転んでしまうという。マティアスのほうもそれがあの時の幼い少女だとすぐに気づいたよう。
そこでマティアスはレイラの名前を呼び、彼女は頭を下げて挨拶することに。
彼はそれ以上何か言うことはなく歩き出し、レイラは追い越すわけにもいかず彼の後ろをゆっくりと自転車を押しながら歩くという。目の前にいるのはこの領地の主人というわけですから緊張しますよね…。
レイラからしたら出来ることならすぐにここから逃げ出したいくらいでしょうが、マティアスのほうは久々に彼女と顔を合わせて何を思ったのか気になるところです。
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