ピッコマで公開されている「誰かが私に憑依した」の感想と考察になります。
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「誰かが私に憑依した」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【46話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
カンナの判断は
カンナを巡って睨み合う形となったシルビアンとカレン。どちらもカンナのことを連れて帰りたいようで。
この2人から同時に求められるなんてカンナとしては想像もしていなかった事態でしょうね。何事かと彼女は困惑しているみたいです。
それからシルビアンはカンナの耳元で脅迫してくることに。昨夜のことはいつでも問題にすることができぞと。
例の催眠ガスを吹きかけた件ですね。結果的にシルビアンにはなぜか効果がなく、逆にカンナが眠らされることになった第41話でのシーンです。
ただ催眠ガスを吹きかけている時点で危害を加える意図は明白であり、カンナとしても反論は難しいよう。
そういうわけでこれ以上事態を複雑にしたくないカンナはシルビアンのほうについて行くことを決断。
カレンが引き留めよう腕を掴むも、特に用件がないなら放してとカンナは冷たく突き放すことに。一人残されたカレンは悲しそうに立ち尽くしていました。
最近のカレンだけ見れば可哀そうに見えますが、過去のことを含めて考えると自業自得とも…。カンナがカレンを許すことは今後もなさそうですね…。
シルビアンの望み
シルビアンとカンナは馬車に乗って2人きりとなり、彼は何やら頼みたいことがあるよう。それはある人たちの治療なのだと。
というのもカンナがルーシーや第1皇女アメリアを治療したことをシルビアンは知っているようで。カンナが優れた医療知識を持っていることを察していたみたいです。
ごく一部の人しか知らないはずの事実をなぜ彼が把握しているのかとカンナは困惑しているよう。それだけシルビアンは優れた情報網を持っているということでしょう…。
そういうわけでシルビアンが治療して欲しいのは、彼の投資先であるデボル商団の船員たちなのだと。
デボル商団は初めて東大陸を発見したラスパエルロ・デボル伯爵が設立した商団であり、東大陸との独占貿易を結んでいるらしく。そのため東大陸を航海する機会が多いものの、船員たちはほとんど怪病にかかって帰ってくるとか。
病気にかかった船員たちは苦痛で眠れなくなるらしいのですが、昨夜カンナから奪った睡眠薬をシルビアンのほうで患者に試しに使ったところ、すぐに眠りにつけただけではなく回復にも役立ったと。
そのうえ専門家に確認したところ、その睡眠薬が驚くほど優れた効能を持つものだと分かったみたいです。
そうなると患者の治療をカンナに依頼しようと考えるのは自然な流れですね…。
治療して欲しい人たちがいるだなんて、シルビアンがそんなこと頼んでくるとは全く想像していませんでした。
見返りは?
船員たちがかかっているという怪病の症状などについてカンナは軽くヒアリングすることに。
それからいくつかやり取りを交わすと、シルビアンはカンナの知見の深さに感心している様子。少し言葉を交わしただけでもカンナの医療知識が本物だと分かったかもしれませんね。
そしてカンナはまだ推測の段階ではあるものの、何の病気か見当がつくところがあるみたいです。
ただ途中でカンナは話を中断。具体的な病気や治療のことよりも先に話すべきことがあるのではと。それはもちろん船員たちを治療した見返りは何なのかというもの。
それに対してシルビアンは、カンナが望むものを与えると答えていました。
カンナが何を望むのかについては今回は明かされず。それは一体何なのか、そして取引は成立するのか、続きが気になるところですね。
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