ピッコマで公開されている「余命わずかの脇役令嬢」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第65話 | 第66話 | 第67話 |
「余命わずかの脇役令嬢」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【66話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
フェリオールの苦悩
カリナの命を助けるためにハロンに関する研究を続けているフェリオールですが、自身の立てた仮説が間違っていたことが判明し頭を抱えているよう。
前回彼は少し分かったことがあるとミリアンに話していましたが、その件なのですかね?詳しくは明かされず。
どうやらカリナの芸術病は他の芸術病患者とは違うらしく。すでに代価として払った生命力を取り戻す方法は今のところ無さそうなのだと。
なるほど…。代価として手足を失ったりするレベルの芸術病であれば何とかなったのでしょうが、カリナのように命を失うほどの芸術病だと難しいということですね…。
ただ完全に希望が潰えたわけではなく最後にたった一つだけ残った仮説があるとか。
彼の立てていた仮説は一つだけではなかったわけですね。これが本当に最後の希望なのかもしれません。どうにかカリナを助ける方法を見つけ出して欲しいものです。
父と兄が北部へ
場面は変わりレオポルド伯爵邸でのこと。カリナの父カーシスと兄インフリックは彼女に会って話をするために北部へ出発していました。
どうやら彼らはカリナを連れ戻すつもりみたいですね。何を今さらって感じですが。
これはインフリックの強い希望によるものであり、それによってカーシスも説得されたという状況に見えますね。
あと出発前の家族の会話でカリナの芸術病に関しての話があり、カリナが嘘をついているのではという母ダリアの発言が。娘を疑うなんて酷い母親です。
またカーシスも多少芸術病について調べたらしく、絵を描かないだけで治る病気なんだから簡単な話だろうと。
ずいぶんと甘く見ていますね…。あらためてカリナはこんな両親のもとに戻るべきではないと思ってしまいました。
一方でインフリックは両親の発言に呆れて怒りを感じている様子。カリナが嘘をついているはずがないと信じており、そしてカリナにとって絵は手放せないものなのだろうと理解しているようです。
カリナのことを蔑ろにした過去は消えませんが、もし許せるとしたらインフリックだけですかね。彼は本当に後悔して反省しているようなので。
近いうちにカリナは北部にやってくる父と兄と顔を合わせることになるでしょうか。今後の展開に注目ですね。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第65話 | 第66話 | 第67話 |