ピッコマで公開されている「婚約破棄の対価」の感想と考察になります。
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「婚約破棄の対価」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【55話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
アスリエルの生い立ち
夜の庭園で2人きりで話をしているアスリエルとエルシア。
神聖力の治療で兄リアスや騎士たちを助けてもらってエルシアはアスリエルにお世話になっているわけですが、ふと彼のことについて知らないことが多いと思ったよう。
そしてエルシアが質問してみると、彼は自身の生い立ちについて少しだけ教えてくれることに。
どうやらアスリエルの両親はもう亡くなっているらしく。そして小さな領地の神殿に捨てられた彼を先代教皇が拾って育ててくれたのだとか。
アスリエルの話している感じからすると彼は先代教皇のことを慕っていたのでしょうね。
またそのような事情もあり自身の正確な年齢すら把握していないらしく。おそらくはリアスやイルノスと同じくらいの年代だろうということしか分からないよう。
また教皇になりたかった理由について問われるとはっきりとは答えず。少しはぐらかしているようにも見えました。
自分でもわからないのか、それとも言いづらかったりするのか、何か言いづらい理由があるなら今後もっと詳しく明かされるかもしれませんね。
イルノスが気づいた
イルノスは神殿の状況について監視しており、しばらく教皇が不在の状態が続いているという報告を受けていました。
報告によると馬車を引いて皇城へ向かったのが最後に確認された姿なのだと。第45話あたりでアスリエルが突然皇城を訪問していましたが、その時のことでしょうね。
それから続けてリアス暗殺のために送り込んだ刺客は皆自決したという知らせが。合わせてエルシアが神官と一緒にいたようだという報告も。
その報告を受けたイルノスは、エルシアと一緒にいる銀髪の男が教皇だと確信したみたいです。
皇城へ発って以来教皇が神殿に不在であること、そして神官がエルシアと共に皇城を出て行って今も一緒にいるということ。これらの話が全てイルノスの頭の中で繋がったようですね。
第48話でエルシアが皇城を出て行く際にアスリエルも一緒にいて、イルノスも彼と顔を合わせていますから、その時の男が教皇だったのだと今気づいたことになるのでしょう。
このことに気づいてイルノスは今後どのような動きを見せるのか。続きが気になるところです。
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