ピッコマで公開されている「愛は要らないのでお金でも稼ごうと思います」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第53話 | 第54話 | 第55話 |
「愛は要らないのでお金でも稼ごうと思います」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【54話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
早くも試作品が完成
医療用メスを作って欲しいということでアリスティーネから設計図を渡されたリトレン。
一目見ただけで図面はもう頭に入ったからと即座に作業に取り掛かり、そして彼女がお茶でも飲んでいる間に試作品が完成してしまうことに。
いや~さすがリトレンですね。こんな一瞬で要求されたものを作り上げてしまうとは。
試しにアリスティーネがその試作品で紙を切ってみると、大きな力も必要なく繊細な作業でも思い通りに使えるよう。
まだ試作品の段階ではありますが、中々順調なスタートと言えそうですね。
実は前世の記憶が
精度をあげるために取っ手が長くて刃が短い医療用メスを設計したアリスティーネですが、実はそれは前世の記憶を活かしたものなのだと。
前世の話が出てくるのは今回が初めてですね…。まさか前の人生の記憶があるとは、話の幅がまた広がりそうです。
アリスティーネの前世の世界は高層ビルが立ち並ぶような現代の世界という感じで、前世の彼女は服装的に女子高生と思われます。
どうやら病気の父親のために自発的に自らの肝臓を移植することを提案したらしく、その関係で医療器具はよく目にしていたとか。
まさか急に前世の話が出てくるとは驚きでしたね…。
帝王眼をコントロール
もう一つ今回初めて明かされる話が。どうやらアリスティーネは前世の記憶に限り帝王眼を自由にコントロールできるらしく。前世の見たい場面を見れるというのです。
それで前世で見た手術映像などを帝王眼を通して繰り返し見て、それを参考に医療用メスを設計したみたいですね。
なるほど~。リトレンはアリスティーネに医療知識があるのかと感心しているようでしたが、まさかそんなからくりがあったとは。
ちなみに帝王眼を自由にコントロールするというのは、歴史上の帝王眼の所有者でもできなかったことらしく。やはりアリスティーネは特別だったようです。
彼女は幼い頃から独房に閉じ込められたりと死の狭間をさまようような試練を受けてきて、それによって帝王眼がさらに一段階覚醒したとか。
娘を苦しめる非道な父親の下で育ったアリスティーネでしたが、その結果特別な力を手に入れたのは幸運でしたね。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第53話 | 第54話 | 第55話 |