ピッコマで公開されている「余命わずかの脇役令嬢」の感想と考察になります。
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「余命わずかの脇役令嬢」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【56話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
枯れてしまう花
ミリアンとカリナの久しぶりの2人きりでの食事の席。
彼は悩み事を話し始めました。とても貴重で欲しい花を育て始めたのだがそのうち枯れて消えてしまうという話を聞いたのだと。
カリナはその話を聞いて本当の花の話だと受け取ったようですが、ミリアンの言うその花とは間違いなくカリナのことでしょうね。
自分の悩みを本人に直接話すわけにもいかないので、花に置き換えたのでしょう。
その花は他のところにも咲いているはずだから大丈夫だとカリナは慰めるものの、残念ながら他には存在しないのだと答えるミリアン。
いや~ミリアンの言葉が切ないですね…。カリナはまさか自分のことだとは思ってもいないことでしょう。
彼の言う花が自分のことだったんだと彼女が気づくときがそのうち来るかもしれませんね。
何でも治す薬?
枯れてしまう花の話を聞いて、私が作った薬を使ってみてはどうかと提案するカリナ。
これも奇跡の力で創造したものでしょうか?確かに以前どんな怪我でも治してくれる薬を描きかけているという話が第41話あたりでありましたね。
植物に使ったことはないけど試してみる価値はあると彼女は考えているよう。
そんな万能薬なら自分の病気を治すのに使ってみてはどうかとミリアンが言うと、彼女曰く自分には効果が無かったのだと。
なるほど…。すでにそんなことも試していたんですね…。
もちろんミリアンの言う花は本当に存在するわけではないので、彼女の提案を受け入れることはありませんでした。
ハロンのネックレス
それからミリアンからカリナへプレゼントがあるのだと。それはハロンで作ったというブレスレットとネックレス。
以前にも話に出てきましたがハロンは体の弱い人が持つと健康になるという石で、ミリアンがカリナの病気が少しでも良くなるよう頑張って用意してくれたみたいです。
それを受け取ったカリナは心から嬉しそうな様子。とにかく自分のことを想って用意してくれた彼からのプレゼントが嬉しいのでしょう。
ハロンの力はただの言い伝えではなく本当に効果があるといいですね。
そしてミリアンはそのネックレスをカリナにつけてあげて、死ぬなと呟きながらキスをしていました。
彼の言葉はカリナに聞こえたでしょうかね?死ぬなだなんて、余命がわずかだとバレていると察する可能性もあるのではと。彼女が気づいたかどうか気になりますね。
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