ピッコマで公開されている「愛は要らないのでお金でも稼ごうと思います」の感想と考察になります。
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「愛は要らないのでお金でも稼ごうと思います」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【30話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
やはり助けてくれたのは
ウェディングパレードの途中で突然馬車が壊れ、アリスティーネが放り出されそうになるという危機的状況。そこで助けてくれたのはやはりタルカンでした。
アリスティーネのことを抱きかかえて着地し、驚いた馬が暴れる中で足で踏ん張って馬車を止めるという。ちょっとタルカンが人間の域を超えてますね。笑
助けられたアリスティーネは驚いている様子で、見ていた周囲の人たちも唖然としているようでした。
それだけタルカンがアリスティーネのことを大切にしていると世間に示すにはちょうど良かったかもしれませんね。
王妃の思惑
やはり今回の馬車破損を仕組んだのは王妃のようで、ウェディングパレードを台無しにして世論を操ろうとしているよう。
というのもそのパレードは夫婦が一生を無事に終えることを祈る行事であり、しかもこの結婚はシルバヌスとアイルゴの平和の意味が込められているわけですが、このような形でパレードが中断されてしまったら平和が壊れるかもしれないという不安感が国民の間で生まれるだろうと。
実際に会場では事故を受けて不穏な空気が流れ始め、シルバヌスとの婚姻同盟を批判する声も上がるように。
王妃はそうやって世論を操作し、タルカンたちのことを攻撃しようとしているみたいですね。
そもそもこの事故でアリスティーネが大怪我を負う可能性もありましたし、そんなことを平気でやるとは許せない奴です。
タルカンの機転
馬車が壊れて走行不能になったわけですが、代わりの馬車が用意されることに期待はできず。どうせ王妃が邪魔してくるだろうと。
そうやって王妃はパレードの中止か、もしくは長時間中断させて群衆の熱気が冷めるのを狙っているのでしょう。
ただアリスティーネはどうしても国民の希望や期待に応えたいという思いを口にし、タルカンがそんな彼女の望みを叶えてくれることに。
彼が口笛を鳴らすと、なんとそこには魔獣にも見間違えるような迫力の大きな黒い馬が現れたのです。
どうやらそれはタルカンの相棒である軍馬。戦場で一緒に戦ったパートナーなのだと。
タルカンはアリスティーネをお姫様抱っこしたまま軍馬に跨り、そのままウェディングパレードを再開するという。
さすがの機転ですね~。馬車が用意できない代わりに相棒の軍馬を呼び寄せるとは。むしろこっちのほうが印象的で映えるかもしれません。
アイルゴの人たちが剣の次に大切にするのは戦士の軍馬ということで、さらに人々は熱狂しそうですね。
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