ピッコマで公開されている「優しいあなたを守る方法」の感想と考察になります。
「 あらすじ 」や「 漫画や小説の先読み方法 」や「 みんなの感想・レビュー 」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第109話 | 第110話 | 第111話 |
「優しいあなたを守る方法」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【110話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
因果律への捧げもの
皇女の耳から爆破機能のあるイヤリングがなくなっていることに気が付くリヒル卿。窮地に立たされたところに目を覚ましたヨゼフィーナが現れると、ヨゼフィーナを因果律の捧げものにしようと思いつくリヒル卿。神聖力を奪い取ると、ヨゼフィーナは魔物に襲われてしまうのでした。
皇女が1回死んだ時にイアリングの結合は解除されていたようです。それにしても、自分を守ろうとするヨゼフィーナを因果律の捧げものにしようと考えるなんて、リヒル卿はなかなかの鬼畜ぶりですね。
ヨゼフィーナが本当に死んでしまったのか気になるところです。
因果律との取引
闇の中、幼いリヒル卿を思い出すヨゼフィーナ。リヒル卿は愛しい存在で、その一方レティシャは生まれた時から憎い存在でした。
15歳の時に契約をしたフードの男が1人目の子供にブローチをあげるように思い出すと、彼がリヒル卿の魂を奪っていた犯人で、レティシャを憎みリヒル卿を愛したのも全部錯覚だったと悟ります。
復讐したいという強い願うヨゼフィーナはすべてを捧げると因果律と取引しますが、因果律ができるのは偽物のリヒル卿の足を引っ張る程度とのこと。
ヨゼフィーナ代償に見合わないと訴えますが、すでに取引は成立しており、永遠の地獄へと突き落とされてしまうのでした。
リヒル卿が愛しい存在だと思っていたのも、レティシャが神聖力を奪った憎い存在なのも、すべてはフードの男によるものだったと知ったヨゼフィーナは絶望的だったでしょう。しかも最愛のリヒル卿の魂はとっくに奪われていたなんて。ヨゼフィーナは因果律と取引をしたため、彼女にはさらなる永遠の地獄が待っています。
最後までレティシャに謝罪の気持ちなんてないヨゼフィーナにはふさわしい最期だと思いました。
打ち明けた過去
ディトリアンにすべての過去を打ち明けるシグムンド。
人間界に闇が広がったのは超越者たちが欲をかいた結果であり、ディニュートのように人間に寄り添っていればここまで苦しいことにはならなかっただろうと。
そして、運命が捻じ曲げられないようにするには今が最後のチャンスであり、今度はお前が妻を守る番であるとディトリアンに託すのでした。
レティシャは今まで聖女としてヨゼフィーナや呪いに立ち向かってきました。そんな彼女を知るディトリアンですから、今度は自分の力で彼女を守ると覚悟したのではないでしょうか。
ディトリアンが活躍する姿にこれから注目ですね!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第109話 | 第110話 | 第111話 |