ピッコマで公開されている「愛は要らないのでお金でも稼ごうと思います」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第17話 | 第18話 | 第19話 |
「愛は要らないのでお金でも稼ごうと思います」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【18話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
まんまと術中に
アイルゴの伝統衣装を着てきたことをスキエラ公爵に揶揄されたアリスティーネですが、どうやらそれは想定内のことであり、むしろ彼女にとって好都合な展開のよう。
実はそれはシルバヌスが誇るシルバスティアンカリエルという最高級品のシルクであり、その生地でアイルゴの伝統衣装を作ったのだと。
つまり文句のつけようがないほど両国の友好関係を象徴している衣装というわけです。
それを揶揄してしまったスキエラ公爵は真っ青な表情で、それ以上何も言えることはなく。スキエラ公爵に便乗してアリスティーネを侮辱していた者たちも黙り込んでしまいました。
いや~皆まんまとアリスティーネの術中にはまったわけですね。
これには国王ネプテルも感心したのか笑みを浮かべ、そして心から平和を願っているのは皇女だけのようだなと一言。
この場はアリスティーネの完全勝利でしょう。スキエラ公爵はたじろいだ様子であり、前回の時点では厄介な相手かと思いましたが、意外と小物なのかもしれませんね。笑
椅子が無い?
国王と王妃への挨拶も終わり、各自席に着くことになったわけですが、ここでまさかの事態が。なんと椅子が足りなくてタルカンとアリスティーネの座る場所が無いという。
王妃は管理担当者のミスのようだと言っていましたが、明らかに彼女の仕業ですね。
それにしても椅子を用意しないだなんてこんな低レベルな嫌がらせをやってきますか…。呆れてしまいます。
それから王妃はわざとらしく空いている席を見つけ、そこに座ったらどうかと提案。それは下座の中でも最も離れた席であり、使用人や侍女たちが待機する場所のよう。
そこまでの流れが全て予定通りというわけですね。わざとらしい演技が鼻につきます。
そもそも王子と王子妃の座る場所がないというのに、誰も譲ろうとしないのも違和感を感じていますが。会場には敵対する王妃派の貴族ばかりということでしょうか。
ただそんな嫌がらせに対してアリスティーネはなぜか笑みを浮かべていました。彼女がまた何か状況を好転させる奇想天外なアイデアを思いついたのかもしれません。この後どうなるのか楽しみですね。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第17話 | 第18話 | 第19話 |