ピッコマで公開されている「愛は要らないのでお金でも稼ごうと思います」の感想と考察になります。
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「愛は要らないのでお金でも稼ごうと思います」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【9話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
あざといエニカリナ
エニカリナは笑顔を振りまきながら積極的にアリスティーネに話しかけてきて親しくなろうとしているよう。
それはもちろん表面上だけであり、内心はアリスティーネに敵意を持っているわけですが。
よそから来た皇女とも親しくできることを国王の前で見せようとしている感じがあざとくて鼻につきますね。
アリスティーネはそのことを見抜いたうえで彼女の相手をすることに。本当の妹のようだからとタメ口を使い、逆に妹は敬語であるべきだということでエニカリナからのタメ口は許さないという。
決して無理やりではなく自然な流れでそのようにもっていくアリスティーネの話術はさすがですね。
エニカリナとしてはタメ口を使われるのは不本意ながら、結局最後はアリスティーネの思い通りとなっていました。
前回の感じだとエニカリナは厄介そうな印象でしたが、今回のやり取りを見て全体的にアリスティーネのほうがうわてでしたね。
厳格なはずの国王が
テーブルの上にはアイルゴの特産品であるプリンプランゼリーというデザートがあり、それはエニカリナの大好物なよう。
いつも国王ネプテルはそれをエニカリナに譲ってくれるらしく、今回もここぞとばかりにお願いしようとしていました。
自分はそれだけ父から大切にされているというのをアリスティーネに見せつけたいのでしょうね。いちいち性格が悪いです。
ただまさかの出来事が。アリスティーネがそのゼリーをフォークで救い、ネプテルに食べさせてあげようとするという。しかも”お父様”という呼び方まで。
予想外のことにネプテルは困惑したものの、そのままアリスティーネに食べさせてもらっていました。
冷血で厳格な国王がそんなことをするとはあり得ないらしく、その場にいる人たちは皆驚きを隠せないようで。
厳格な国王でさえ心を許してしまう何かがアリスティーネにはあるのかもしれませんね。
まさかの状況にエニカリナは動揺しており、もしかしてアリスティーネはお父様の秘密を知っているのだろうかと思ったよう。国王の秘密とは何なのですかね…?
この状況からするとその秘密とは国王の懐に入り込むための何かでしょうか。気になるところです。
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