ピッコマで公開されている「余命わずかの脇役令嬢」の感想と考察になります。
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「余命わずかの脇役令嬢」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【51話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
憑りつかれたように
フェステリオ公爵邸を訪ねてきたフェリオール。ミリアンは不在であり、彼はカリナの部屋へ向かうことに。
カリナの絵の展示会もオークションも無事に大成功して、その報告も兼ねて彼女に会おうとしているみたいですね。
ただ部屋のドアをノックしても返事がなく。倒れているのではとフェリオールが焦って入室すると、そこには何かに憑りつかれたようにミリアンの肖像画を描くカリナの姿がありました。
絵を完成させてしまったら偽物のミリアンが創り上げられるわけで、フェリオールが止めに入るもカリナの耳には届いていないよう。完全に正気を失っている感じがしますね…。
偽物は本物の代わりにはならないというフェリオールの強い言葉を受けて、カリナはやっとハッと正気を取り戻していました。
まさかカリナが偽物のミリアンを生み出そうとするとは…。ちょっと予想外でしたね。
それも芸術病の症状
正気に戻ったカリナは、まさか自分がミリアンを創造しようとしていたのかと動揺している様子。
元々ミリアンから肖像画を描いて欲しいという要望を受けていて、完成直前で止めるつもりで描き始めたものの、描いているうちにどうしても止められなくなってしまったよう。
自分だけのミリアンを創ってしまえという悪魔の声が心の中で聞こえてきたみたいです。
どうやらこのように自分がセーブできずに狂ってしまうのも芸術病の症状の一つなのだとか。
なるほど…。この感じだと誰かが傍でカリナを見守っておかないと、また同じことをやり始めてしまわないか心配ですね。今回もフェリオールが部屋に来なかったらミリアンを創造していたでしょうから。
とりあえず完成直前のこのミリアンの肖像画は早いところ彼にプレゼントしてしまったらよいのではと。きっと彼も喜ぶでしょう。
あと今回ミリアンは登場せず。前回絵具屋の店主からカリナは命を代償としているという話を聞いていましたから、次顔を合わせたときにどんなやり取りが交わされるのか注目ですね。
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