LINEマンガで公開されている「元夫の番犬を手なずけた」の感想と考察になります。
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「元夫の番犬を手なずけた」の漫画は「LINEマンガ」で公開されています。
【40話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
父の遺体を取り戻すため
夜明け頃ラインハルトはビルヘルムと共に父リンケ侯爵が埋葬されていた墓地を訪れていました。
というのも先日父の遺体をルーデンに輸送したところ、到着した棺は空の状態であり、途中で何者かに盗まれたのだと。
その盗んだ犯人というのがラインハルトの父リンケ侯爵の従兄弟の息子エーリヒ・マイヤーであり、遺体を返したいからとこの場所へ呼び出されたみたいです。
どうやらエーリヒ・マイヤーはラインハルトよりも自分のほうがリンケ侯爵家を継ぐべきだと思っているよう。
見るからに卑怯者というような印象で、遺体を盗むなんて汚い事をするのも納得です。
まだ薄暗い夜明けの墓地ということで、当然人目などなく。遺体の引き渡しを口実に呼び出して危害を加えるには絶好の時間と場所ですね…。
それは皇后の策略
約束通り墓地で顔を合わせたラインハルトとエーリヒ。彼のほうは数人の護衛騎士を引き連れているよう。
そして父の遺体を巡り会話を交わしている中、護衛騎士の一人が突然エーリヒを切りつけることに。どうやらエーリヒと同行していた騎士たちは皇后カストレイヤが彼につけた護衛らしく。
どうやら全ての黒幕は皇后だったみたいですね。リンケ侯爵の座につかせてやると甘い話を持ち掛け、ラインハルトとビルヘルムをひと気のないところに呼び出し、そこまででエーリヒは用済みになったのでしょう。皇后も恐ろしいほど汚い手を使う奴です。
ちなみにラインハルトへの知らせには護衛を一人連れてくるよう指示があったらしく、それは明らかにビルヘルムを意味しますから、彼のことをここで殺したいのでしょう。
皇后にとって一番邪魔なのは息子ミシェルと皇帝の座を争うことになる皇子ビルヘルムですからね。
敵の騎士たちは襲い掛かってきて、ビルヘルムはとっさにラインハルトを抱えて安全な場所へと逃げていました。
ラインハルトの安全を確保してから彼は奴らが挑んでくる戦いに受けて立つよう。きっとビルヘルムなら何人相手でも一掃してくれるのでは?
この後どんな展開になるのか気になるところ。そしてリンケ侯爵の遺体を無事に取り戻せるといいですね。
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