ピッコマで公開されている「誰かが私に憑依した」の感想と考察になります。
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「誰かが私に憑依した」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【29話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
それは恐ろしい薬
皇女アメリアが使っているという塗り薬を見てカンナは驚きを隠せていないよう。
それは殺菌効果により古い時代には治療薬として使われていたものの、後に毒性が判明することになった水銀でした。
ジュファとして生きていた別世界ではすでに知られていることみたいですが、この世界では水銀の危険性がまだ明らかになっていないようですね。
ただまだ使い始めてから2週間程度であり、今すぐ使用をやめれば水銀中毒は免れるとか。
取り返しのつかないような事態になっていないのは不幸中の幸いでしょうか。
今この世界において別世界を生きたカンナしか知らない医療知識はまだまだたくさんあるのかもしれません。
カンナの指示
それからカンナは病気を治すためにやるべきことを指示していました。
まず水銀の軟膏はすぐに使用をやめ、肌が乾燥しないように入浴回数を減らし、衣服と寝具は面素材にするようにと。そしてカンナのほうで別途薬を用意するとか。
薬だけではなく普段の生活でも改善すべきところが多くあったみたいですね。
その指示に対してアメリアは不満そうな様子。かゆみを和らげる軟膏の使用をやめることも、貴族の着るシルクの服をやめて平民のような綿の服を着るということも受け入れ難かったみたいです。
ただこれまで皇室医院ですら病気を治せなかったという事実をあらためて突きつけられ、アメリアはカンナの指示に従うことに。
アメリアとしては藁にも縋る思いなのでしょう。まだ半信半疑のところもあるでしょうが、少しでも改善傾向が見られたらもっとカンナを信じてくれるようになるかもしれません。早く彼女の症状が良くなるといいですね。
急に体調不良に
アディス公爵邸へ帰る馬車の中、カンナは頭がクラクラして具合が悪くなってしまったよう。アルゴンにやられた腕の切り傷もずきずきと痛んでいるみたいです。
体調不良はその傷のせいなのか、それともずっと緊張感のある張り詰めた空間にいたからなのか。とにかく早く部屋に戻って休んで欲しいところ。
そして邸宅に到着すると父アレクサンドロがいて、腕の傷を見て何がったのかと質問してきました。
アレクサンドロであれば事実を知ったらアルゴンにやり返してくれるでしょうか?まあカンナは本当のことを言わないかもしれませんが。続きが気になるところですね。
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