ピッコマで公開されている「ニセモノ皇女の居場所はない」の感想と考察になります。
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「ニセモノ皇女の居場所はない」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【46話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ナサールにとっての転換期
フィローメルに関連することで複雑な思いで過ごしていた幼少期のナサール。そんな彼は10歳のときに転換期を迎えたよう。
いつものようにフィローメルと会ったある日、彼女はまるで別人のように変わっているという。
これは第5話でのことですね。預言書を拾ってその内容を信じ、皇居から逃げ出そうと決心して彼女の振る舞いが大きく変化していましたね。
もう遊び相手として来てくれる必要はないと突き放されるようなことを言われ、その時のナサールはだいぶ焦ったよう。皇女から必要とされなくなったら自分には価値がなくなると思っていたみたいです。
そんな中でフィローメルから自分に素直に生きてという励ましの言葉をかけられ、彼の中で何かが変わったよう。これは第11話でのシーンでしょう。
その日を境にフィローメルの助言通り自分の望むように生きるようになったようで、ナサールにとってはまさに人生の転換期だったと言えるかもしれません。
一緒にいたい人は彼女だけ
それから場面は今に戻り、ナサールは呼び出しを受けて父エイブリドン公爵の執務室を訪れることに。
父の用件はということ、ナサールのフィローメルとの婚約を解消するというもの。偽物の皇女に用はないという感じなのでしょう。
それと同時に父は息子を本物の皇女エレンシアと結婚させたいみたいです。
その話を聞いたナサールは険しい表情になり、自分が一緒にいたい人はフィローメルだけだと声を荒らげていました。
自分は家門の道具として使われるつもりはなく、自らの心が向くままに生きていくつもりだとも。
今もなおあの時のフィローメルの助言が彼に大きな影響を与えていることがよく分かります。
強気な態度のナサールに父エイブリドン公爵は少したじろいでいるよう。結局どういう結論になったのかは描かれず。
おそらくエイブリドン公爵は今後もナサールを思い通りに動かそうとしてくるでしょうが、ナサールには負けずに自分の意思を貫いて欲しいですね。
やらなければいけないこと
フィローメルにはやらなければいけないことがあるよう。それは紅炎の指輪を回収すること。
紅炎の指輪の話が出てくるのは久しぶりですね。以前第25話でローザンヌ・マノンという傲慢で性格の悪い令嬢に指輪に奪われて以来それっきりになっているよう。
そしてローザンヌの性格であれば数日後の皇居でのデビュタントに持って来て、国宝を見つけたということで功労を認められようとするだろうとフィローメルは推測しているよう。
間違いないですね。見栄っ張りな彼女であればここぞとばかりに持ってきそうです。
まあフィローメルから無理やり奪ったなんて事実が分かったら、むしろユースティスが黙ってはおかないでしょうが。苦笑
そういうわけでフィローメルはデビュタントの日に指輪を取り戻そうと考えているらしく。そしてそれを取り返し次第、父ユースティスに返却するつもりだとか。
せっかくテレポートとか便利な魔法が使えるのに返してしまうのはもったいないですね…。こっそり隠し持ってはだめでしょうか?笑
まあ真面目なフィローメルであれば、皇女じゃない自分が持っていてはいけないと考えますよね…。
とにかくデビュタントの日にローザンヌから指輪の奪還を成功させたいところです。
シーズン1終了
今回の話でシーズン1が終了となるようです。
あまりシーズンの区切り目としてはしっくりこない終わり方でしたね…。笑
次のシーズンではエレンシアの秘密に迫ることができるでしょうか?
そして父ユースティスやルグィーン、そしてナサールらとの人間関係がどうなっていくのかも注目したいところ。
再会が待ち遠しいですね!
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