ピッコマで公開されている「愛され悪女が消えた世界」の感想と考察になります。
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「愛され悪女が消えた世界」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【39話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
魔獣との戦い
シエナを拉致したジェスター子爵は邪気に支配されており、ついに魔獣化が始まってしまうことに。邪気に染まったら魔獣になり果てるという説明が第13話でもありましたね。
そんな中でアシエルが魔導士たちを引き連れて助けにやってきました。
窓から飛び降りるシエナを受け止めてくれるアシエルが頼もしい。これでシエナも少しは彼を信頼して心を開くようになるでしょうか。
また魔獣になりかかっているジェスター子爵に魔導士たちの攻撃は中々通じていないよう。
そこでアシエルとシエナは協力して戦うことに。シエナがヘサロスの炎で浄化しつつ、アシエルが弓矢で攻撃。それは彼のネームドであるインビジブル・タナトスなのだと。
2人の活躍により無事にジェスター子爵を倒すことができました。やはりネームドの主人だけあって他の魔導士たちより強いのでしょう。
大公子とともに魔獣を倒したということで、シエナの名声もますます上がるかもしれませんね。
不可解に感じるシエナ
魔獣となったジェスター子爵を無事に倒したわけですが、落ち着きを取り戻したシエナは考え込んでいるよう。
というのもこれまで自分にとってやたらと都合のいい事ばかり起きていて、そのことを不可解に感じているみたいです。
まず本来ロレイナが使うはずだった月の揺籃が自分に与えられ、彼女が破壊するはずだったヘサロスと契約し、彼女が受け取るはずだったエッセンシャルジュエルの鉱山も手に入るという。
そして今回ロレイナにとって大きな支持勢力であったジェスター子爵が、彼女が大公家に入ってくる前に死んでしまったわけです。
確かに冷静に振り返ってみると全てのことがシエナを後押ししているように見えますね。彼女にとって都合よくシナリオが進むよう不思議な力が働いているようにも感じてしまいます。
これだけ立て続けに起こるとシエナが疑問に感じてしまうのも納得ですね。
そもそもシエナが過去に回帰した理由も謎であり、そこら辺の事情も何か関わってくるかもしれませんね。
さらなる調査が必要?
ジェスター子爵の事件についてはナハト大公のもとにも報告が届いていました。彼はシエナが危険に晒されたことに憤っているよう。
調査報告によると、先日亡くなったジェスター子爵の娘には保存魔法がかけられていたとか。生き返らせると信じて保存していたみたいですね。
ただジェスター子爵自身は魔導士ではなく、おそらく他の魔導士が関与しているだろうとも。
もしかしたらジェスター子爵が邪気に支配されてシエナに危害を加えるよう仕向けた黒幕がいるかも分かりませんね。
もし黒幕がいたらギルディニャック伯爵家の件も関与しているような気もしてしまいます。
第29話で触れられていましたが、ギルディニャック伯爵夫人とイザベルが邪気に汚染されるよう仕組んだ黒幕がいる可能性があるという話でしたね。
いずれも事件もシエナが危害を加えられそうになったわけで、それが黒幕の目的なのではとも。
ナハト大公はジェスター子爵の件でさらなる調査を進めようとしているよう。真相が明らかになるのが楽しみです。
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