ピッコマで公開されている「ニセモノ皇女の居場所はない」の感想と考察になります。
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「ニセモノ皇女の居場所はない」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【45話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
お世話はいらない?
フィローメルは侍女長デレス夫人とメイドたちに伝えたいことがあるよう。南宮へ行ってからはこれまでのようにお世話をしてくれる必要はないと。
あくまでも自分は客人という立場であり、皇室の規則に従って客人に対する仕事だけしてくれればいいとか。
その話にデレス夫人らは困惑しているようですが、フィローメルとしては皇居を出てからも一人で生きられるように準備したいという意図があるみたいですね。
確かに一人で暮らし始めたら部屋の掃除から何から今まで使用人が当たり前にやってくれていたことを自分でやらなければならないわけなので良い練習になりそうです。
あとフィローメルはデレス夫人に対して、しばらく領地に帰って家族との時間を持ったらどうかと提案。そしてこれからは友達になって皇居に遊びに来て欲しいとも。
最初は寂し気な表情をしていたデレス夫人も、友達になって欲しいという言葉を聞いて嬉しそうにしていました。
これからはデレス夫人とメイドたちとこれまでとは違う関係を築いて、皇居にいる間も幸せに過ごせるといいですね。
ナサールの過去
ナサールはエイブリドン公爵邸で少し落ち込んでいる様子。どうやら許可なく皇居へ入ったことで当分の間立ち入り禁止となってしまったのだとか。
確かに入宮許可申請が必要だという話が第37話でありましたね。第38話では普通にフィローメルの部屋に来ていましたから、てっきり許可を得て入ったのかと思っていました。笑
そんなナサールはフィローメルに関連して子供時代のことを思い返しているよう。彼は色々と悩ましいことがあってフィローメルと向き合えずにいたみたいです。
子供のころ貴族の使命として勉強に励むよう父に教えを受け、父に褒められるために努力したナサール。ただ一方婚約者のフィローメルはというと皇族にも関わらずあまり勉強することはなく。
そんな状況にナサールは困惑する気持ちがあったみたいです。
それから彼は勉強しないフィローメルに関して、仕える主君を正しい方向へ導くべきだと父に提案するも、皇女が立派ではないならむしろ国政に干渉できるようになるから好都合だという父からの回答が。
そんな父の答えにナサールは失望を感じ、守ってきた価値観が崩れ落ちる感覚を覚えたよう。
そういう出来事もあってナサールの精神状態は不安定になり、フィローメルと上手く向き合えなかったのでしょうね。
今のナサールには後悔の気持ちもあるでしょうか?今これだけフィローメルのことが大好きで、子供時代からもっとちゃんと向き合って信頼関係を築きたかったという思いもあるかもしれませんね。
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