ピッコマで公開されている「愛され悪女が消えた世界」の感想と考察になります。
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「愛され悪女が消えた世界」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【29話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ギルディニャック伯爵家からの賠償
シエナの介入により極刑を免れることとなったギルディニャック伯爵夫人と娘イザベル。
ただ邪気に支配されていたとはいえシエナが危害を加えられそうになったのは事実であり、伯爵家はシエナに対して賠償することに。
シエナは伯爵家が所有する北部の大鉱山の半分を譲り受けるという。しかもその大鉱山はエッセンシャルジュエルという価値ある特別な宝石が採れるのだとか。
エッセンシャルジュエルは邪気を防ぐ浄化呪文をかけて護身符に利用できるみたいです。
まさかの展開にシエナは困惑しつつもやむを得ず受け取ることに。ヘサロスの主人という名誉も手にしたばかりなのに、大きな財産まで手に入れてしまうとは。傍から見たら順調そのものですが、シエナはあまり乗り気ではないみたいですね…。
ちなみにその大鉱山は前世ではロレイナの手に渡ったものであり、そのこともあって自分が貰って大丈夫なのかとシエナは心配しているよう。
もう今世ではシナリオがだいぶ変わってきていますし、後にロレイナが現れても脅かされないくらいの地位をシエナには築いて欲しいですけどね。
黒幕がいるはず
ギルディニャック伯爵家からの賠償も支払われてひとまずは一件落着したわけですが、全てが解決したわけではなく。
メイド長デボラがスパイのメイドから没収したという毒薬。それは一時的に魔力を使えなくさせるようなものらしく。
スパイのメイドはそれを混入させた料理をシエナに食べさせようとしていたわけですね。恐ろしい…。
その毒薬の出どころが未だに不明であり、ギルディニャック伯爵夫人とイザベルが邪気に汚染されるよう仕組んだ黒幕がいる可能性があるとか。
パッと思いつくのはやはりロレイナの出身家ミナンシ伯爵家でしょうか?ロレイナがナハト大公家の被後見人の座を狙ってシエナに危害を加えようとしたというのは十分にあり得そうですからね。
黒幕が何者なのか気になるところです。
謎の描写
ラストシーンで謎の描写が。薄暗い部屋でミハエルが椅子に座っていて、意識ははっきりしているもののなぜか体が動かず。
そんな状況で声を荒らげて怒っている男が部屋にやってきました。なんとそれは成長して大人になった姿と思われるミハエル。
椅子で動けない子供のミハエルは大人の姿のミハエルを見て、これは自分かと驚いているようでした。おそらく夢の中か何かですかね…?
そして大人のミハエルは、なぜ父はあの子をこの城に入れたのだと一人呟き憤っているよう。
たぶんこれは前世の一幕で、なぜシエナをナハト大公家に迎え入れたのだとミハエルが怒っている場面かもしれません。
そして今世のミハエルには前世の記憶がうっすらと頭の片隅に残っていて、夢でその記憶が再現されているとか?真相が気になるところです。
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