LINEマンガで公開されている「元夫の番犬を手なずけた」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第26話 | 第27話 | 第28話 |
「元夫の番犬を手なずけた」の漫画は「LINEマンガ」で公開されています。
【27話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
皇室側の計画
今回ラインハルトを首都へ呼び出した皇室は、彼女のことを騙そうとしていたよう。
リンケ侯爵家の復活と亡きリンケ侯爵の遺体返還を餌に呼び出し、実際はそんな約束を守るつもりなどなく騎士であるビルヘルムを処刑する計画だったよう。
確かにビルヘルムを正式に叙任されていない騎士として罪に問うという話は第22話の会議で触れられていましたが、家門の復活なども嘘でしたか。卑怯な奴らです。
真っ黒な服
表面上この接見式はラインハルトが大領主の地位を得たことを称える場のようですが、彼女とビルヘルムは何の装飾もなく真っ黒な服を着て入場することに。
それは遺体返還の話もあり、亡き父リンケ侯爵のための喪服を意味しているということなのでしょう。
そんなラインハルトの姿に生意気だとミシェルは怒りに震えていましたが、彼が怒る理由が全く理解できませんね…。
皇帝は気づいた?
それからラインハルトは皇帝に挨拶をして、ビルヘルムのことを紹介することに。
彼が幼くして母親を失ったこと、父親についてはここで話すのは適切ではないことなどを話すと、皇帝は少し黙った後にラインハルトのことをリンケ侯爵と呼び始めました。
つまり皇帝は元々の計画を変更して、急遽リンケ侯爵家の復活を認める気になったみたいです。
もしかしたら皇帝はビルヘルムが自分の子だと気づいたのですかね?そうでもない限りこんなに急転することはないと思うので。
ちなみに皇帝の横に座る皇太子ミシェルは激しく困惑しているよう。リンケ侯爵家の復活はただの餌だったはずなのにと。思い通りにいかずに動揺している姿は滑稽ですね。
もし皇帝がビルヘルムの出生に気づいていたなら、当然無能なミシェルの代わりに自分の後継者にしたいと思っていることでしょう。
ここからミシェルが追い込まれていく展開に期待したいところです。
ドルシネアのときめき?
接見式の場では堂々としたラインハルトの振る舞いに気後れしている様子のドルシネアでしたが、そんな彼女の表情が明るくなる場面が。
どうやら目が合ったビルヘルムが微笑んだようで、その笑顔を受けてドルシネアはときめいてしまったよう。
これはまた予想外のことが起きていますね。まさかドルシネアがビルヘルムに恋に落ちるなんて展開があるのでしょうか。
もちろんビルヘルムはラインハルトに一途なので、敢えて微笑みかけたとしたらミシェルへの復讐のためということはありそうです。
ミシェルの近くで暮らしているドルシネアを上手く取り込めたら、色々と都合が良さそうですからね。
彼女が本気でビルヘルムを好きになってしまったら、それはそれで厄介なことになりそうな気もしますが。
今のところビルヘルムが何を考えて微笑みかけたのかは明かされておらず、彼の思惑が気になるところです。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第26話 | 第27話 | 第28話 |