LINEマンガで公開されている「元夫の番犬を手なずけた」の感想と考察になります。
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「元夫の番犬を手なずけた」の漫画は「LINEマンガ」で公開されています。
【26話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ドルシネアの境遇
薄暗い部屋の中、皇太子ミシェルの足を拭く皇太子妃ドルシネア。
ラインハルトに足を刺されたミシェルは、その足が痛みを感じるたびにドルシネアに磨かせているのだとか。
そんなドルシネアは暗い表情をしており、嫌々ながらミシェルの指示に従っているようにも見えます。
力加減がどうだとかミシェルはうるさく、やたらと偉そうにしていて腹が立ちますね。
ドルシネアは12歳のときにカナリア公国という小さな国からアランカス帝国へ人質としてやって来て、古びた宮殿で使用人に無視されながら10年間生きてきたらしく。
帝国に来たときからずっと辛い思いをしてきて今に至るということみたいです。
何だか初っ端の第1話に登場した時とはだいぶ印象が違いますね。あの時はてっきりドルシネアが大切にされて幸せに暮らしているものだと思っていたので。
実際は元々人質ということもあって立場が弱く、従順で逆らうことのない妻としてミシェルにこき使われていたんですね。
接見式への出席
ラインハルトらが首都へと到着して接見式が開かれることになり、ミシェルの意向で通常は出席しない皇太子妃ドルシネアも参加させられることに。
ドルシネアは困惑した様子でしたがミシェルに逆らうことなどできず。何だか見ていて気の毒になります。
ミシェルの思惑としては、自分が奪われた皇太子妃の座に他の女が堂々と座っているところをラインハルトに見せつけたいのだとか。
まあラインハルトはそんな光景を見せられたところで、何も思わない気がしますけどね。
ミシェルの隣にドルシネアがいようがいまいが、ただただ父リンケ侯爵と幼馴染ディートリッヒを殺されたことに対する復讐心しかないと思うので。
一方で皇帝は接見式の場で自身が無さそうにうつむくドルシネアを見て不満そうな様子。
皇帝はドルシネアが皇太子妃に相応しくないと感じているのでしょうし、もっと言えばドルシネアを皇太子妃に選んだミシェルの見る目の無さに呆れているのかもしれません。
これからラインハルトらが入場する流れですが、どんな展開が待っているのか楽しみです。
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