ピッコマで公開されている「婚約破棄の対価」の感想と考察になります。
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「婚約破棄の対価」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【41話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
母の教え?
エルシアの幼い頃、母からある教えを受けている回想シーンが描かれていました。
親しい人物にも気をつけて誰に対しても心を開いてはいけないと。そして手からの好意も疑うことで自分の身を守ることが出来ると。
なるほど~。家族以外に対して残忍で冷酷なペゼンテルア公爵家だからこその教えなのかもしれません。
それと同時にエルシアは母から短剣を受け取っている場面も。
それからエルシアは貧民街を訪れたときのことを思い出し、そこで会ったアシオラ王国出身の父親を持つという少女から花を貰ったときのことを思い返していました。
おそらく少女は好意で花をくれたのでしょうが、エルシアは反射的に毒でも入っているのかと考えてしまったよう。受け取った後すぐに花を兄リアスに渡して捨てるよう頼むという。
ここでもエルシアは母の教えに忠実に、少女の好意も疑うようにしたわけですね…。
この考え方は少し寂しいような気もしてしまいますが、復讐のために生きようとしているエルシアには必要なのかもしれませんね。
もう一人味方に?
エルシアからの頼みでヒレンはリアスへ手紙を渡しに行き、その間シャリア卿が監視役としてつけられることに。
シャリア子爵家の女性騎士のよう。今回が初登場ですかね?おそらく。
そしてシャリア卿の弟は病気らしく、治療法もなくて困っている状況のよう。そのことをエルシアが指摘すると、なぜ知っているのかとシャリア卿は驚いているようでした。
前回ヒレンを脅したマチルダ伯爵家の皇城支援金横領の件もそうですが、エルシアは他品の弱みをよく知っていますね…。苦笑
エルシアは教皇と親しいから神殿に頼んで弟を治療してあげられると言い、その代わり自分の部屋の書斎にある黒いカバーの本を持ってくるようシャリア卿に命じることに。
前回のヒレン同様に騎士をもう一人味方として取り込んでしまいましたね。本を持ってくる以外にも、弟の病気を治療することと引き換えに他にも頼みごとが出来てしまうと思うので。
軟禁状態のエルシアではありますが彼女の立ち回りには注目ですね。
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