ピッコマで公開されている「婚約破棄の対価」の感想と考察になります。
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「婚約破棄の対価」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【36話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
全ては計画通り
予想通り皇室騎士たちによって火事が引き起こされたようで、エルシア率いるペゼンテルア公爵家の騎士たちが逃げ惑う民衆を救出することに。
それからエルシアのほうで用意した医者が保護された人たちを診察していくという。
自分らは貧民で卑しい存在だからと治療も受けられないと絶望していた人たちも、エルシアが差し伸べた手に希望を感じているよう。
さらにエルシアはこれから生活する住居もペゼンテルア公爵家のほうで支援すると宣言し、皆彼女に心から感謝しているようでした。
もう一瞬にして民心を得てしまいましたね。
伝染病を根絶するために貧民を迫害した皇太子イルノスと、一方で彼らに手を差し伸べて助けた慈悲深い公女エルシア。対照的な構図ができあがりましたね。
どちらが帝国民から支持を得るかは明白なのではと。今後の世間の反応が楽しみです。
あの少女と再会
救出した貧民たちの中には、前回の話でエルシアに花を売ってくれた少女も。彼女には両親はおらず、兄と2人きりなのだと。
どうやら兄のほうはポラドリア病という伝染病にかかっているよう。食べてもやせ細って弱る病気で、爪が黒くなるのが特徴のためエルシアも気づいたみたいです。
どうにかその病気を治してあげたいものですね。
彼女は特別?
エルシアはその少女に違和感を感じたよう。
兄と一緒に暮らしているにも関わらず感染力の強いポラドリア病にはかかっておらず、しかも話を聞いてみるといつも売っている花は毎日山に登って取ってきているとか。
その山は木こりたちさえ嫌がるほど険しい山であり、そんなところにまだ幼い少女が登るなどありえないことらしく。
話を聞いてみるとその子の父親は極寒と戦争の絶えないアシオラ王国出身であり、そこは数多くの人間兵器が誕生する場所なのだと。
これはまさかの展開ですね…。きっとその少女は病気にもかからない生命力やそこらの大人よりも高い戦闘能力を持った特別な子なのかもしれません。
それにしてもいきなり人間兵器なんて話が出てくるとは予想もしていませんでした。
まだ名前さえ明かされていませんが、もしかしたらその子は今後物語において重要な存在になっていく可能性もありそうですね。
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