ピッコマで公開されている「ニセモノ皇女の居場所はない」の感想と考察になります。
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「ニセモノ皇女の居場所はない」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【36話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ルグィーンの提案
前回のカトリーヌの回想シーンの続きから。
ルグィーンに助けてもらったカトリーヌは、彼からある提案を受けることに。今実験をやっていて自分の子供を産まないかと。早くもこのタイミングで提案されたのですね…。
家族からも冷たくされていたカトリーヌは実家に帰るわけにもいかず、行き場もないということでその提案を受け入れることに。
被験者には謝礼金も出るということで、当時の何もないカトリーヌにはそれ以外の選択は無かったのかもしれません。
また彼女には偉大な魔導士の子供を産めば自分の存在価値も認められるのではという思いもあったよう。
う~ん、自分の存在価値のために子供を産むだなんて、それで生まれてきたフィローメルがあらためて可哀そうですね…。
出産のとき
カトリーヌの家族は首都で暮らすようになり、妊娠中は彼女だけが田舎の邸宅で暮らしていたよう。
妊婦を一人置いていくあたり、家族がどれほどカトリーヌを雑に扱っているかが伝わって来ます。
同じころイザベラもユースティスの子を身ごもり、出産のために許可を得て田舎に帰ってくることに。
そのときイザベラはカトリーヌとの再会を喜んでくれているようでした。彼女はおそらく何も知らされていないのでしょうね。カトリーヌが側室になりたいとユースティスに提案したことなど…。
そして一日違いの出産となり、イザベラは出産と共に息を引き取ることに。彼女の死で騒ぎになっている中、カトリーヌはまだ生まれたててよく似ていたフィローメルとエレンシアを入れ替えたみたいです。
いや~、あらためてカトリーヌはえげつないことしますね…。
子供を入れ替えたところでどうしようもないのに…。皆から愛されるイザベラへの嫉妬によって犯行に及んだのでしょうね。
ある日の異変
それからカトリーヌはエレンシアと2人きり田舎の家で暮らすことに。
エレンシアは成長するほどイザベラに似てきて、そのことに罪悪感で耐えられなかったカトリーヌは毎日苦しい日々を過ごしていたよう。
全部自分のやった過ちが導いたことですから、まずはそれをしっかりと自覚してくれるといいですが。
そして今から数か月前のある日、突然エレンシアの振る舞いが不可解なときがあったのだとか。突然母であるカトリーヌに対して、お名前は何でしたっけと聞いてきたりと。
その時のエレンシアの表情は不気味でゾッとしてしまいます。
カトリーヌは未だにそのエレンシアの不可解な言動が何だったのか分からないよう。
やはりエレンシアには何か謎がありそうですよね。フィローメルとの会話シーンでもちょいちょい不気味に見える場面がありますし。
誰かが憑依しているとか、彼女も過去回帰しているとか、もしくは預言書「皇女エレンシア」にも関わっているなんてこともあるのではと。
エレンシアの謎については色々考えられますね。真相が気になるところです。
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