ピッコマで公開されている「ニセモノ皇女の居場所はない」の感想と考察になります。
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「ニセモノ皇女の居場所はない」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【20話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
困惑するユースティス
フィローメルがこっそりと逃走している一方で、ユースティスはまだ会議室にいてエレンシアと話をしていました。
相変わらずユースティスは困惑したまま。今は亡き愛する妻にそっくりな少女が突然現れたわけですからね。
そんな中でエレンシアは、私のお父さんですか?と質問してくるという。父親は黒髪で青い瞳の人だと母から聞かされてきたからのよう。
何というかエレンシアはずいぶんとマイペースな感じですね。
普通は皇帝相手に下手な発言なんて出来なそうですが、思ったことを思った通りに言うタイプなのかもしれません。
結局今回もユースティスがエレンシアのことをどう思ったのかは明確な言葉で表現されないまま。
ただただ戸惑っているだけで、何を思ったのか未だに分からないですね…。
真実を伝える手紙
それからユースティスのもとには衝撃の報告が。皇女フィローメルが忽然と姿を消したと。
そしてフィローメルが残したという置手紙をデレス夫人が渡してきました。
その手紙にはピクニック中に偶然会ったエレンシアの母カトリーヌ・ハウンズから聞いたというていで真実が書かれているという。
預言書の内容を全てカトリーヌから聞いたこととして伝えたわけですね。
皇后の友人で侍女であったカトリーヌが嫉妬で子供をすり替えたということ、エレンシアのほうが本物の皇女であるということ、そして自分が実の子ではなく偽物だったということ。
偽りの娘は合わせる顔がないからという理由で、どこかへ姿をくらます旨も書かれていました。
その手紙を読んだユースティスは、兵士を総動員して片っ端から娘を探し出すよう声を荒らげていました。
これほど必死なユースティスの姿は作中で初めて見るかもしれませんね…。それだけフィローメルのことを大切に思っているということでしょう。
何だかユースティスが可哀そうになってしまいます。
魔塔を目指して
一方のフィローメルは帝国北部のセイジェンという街にいました。テレポートは一度訪れた場所にしか行けないという話だったので、過去にきたことがあるのでしょうね。
そこからアンヘリウムという地を経由して魔塔を目指しているよう。
そこには預言書でフィローメルの実の父とされている魔塔主ルグィーンがいるはずですから、彼に助けを求めようということでしょう。
もしルグィーンのところへたどり着いて娘として快く受け入れられてしまったら、それはそれで複雑ですよね…。
ユースティスからしたら実の子ではなかろうが父としてフィローメルのことを必死に捜しているわけですから、愛情を注いでくれるお父さんが2人いるということになったら大変だなと…。
ちなみにフィローメルは街中を歩く際に紅炎の指輪で存在感を消す魔法を使っているとか。目撃証言が出ないようにということですね。
指輪に宿された神聖力には限りがあるということで、彼女としては今後も逃走の為に上手く使う必要がありそうです。
果たしてフィローメルは魔塔へたどり着くことができるのか、今後の展開に注目ですね。
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