ピッコマで公開されている「ニセモノ皇女の居場所はない」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第4話 | 第5話 | 第6話 |
「ニセモノ皇女の居場所はない」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【5話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
父からの贈り物
フィローメルが朝起きると父ユースティスから贈り物が。
それは世界樹の実という滋養強壮に効果がある果物のようで。それを食べて風邪を治せということなのでしょう。
しかも皇宮へ献上されるのも毎年十数個程度という貴重なものであり、そんな価値あるものを父が贈ってくれたことにフィローメルは驚いていました。
これはちょっと意外ですね~。確かに前回の話のラストシーンでフィローメルの寝言を聞いてユースティスが何か少し気持ちが動いた感じはありましたが、いきなり行動に表れるとは。
ちなみにフィローメルは冷静に考え、ポルランが皇帝の名前で贈ったのだろうと結論付けていました。
ポルランはこれまでも登場している皇帝の秘書官的な人物ですね。確かに彼はフィローメルのことを気遣い、もっと皇女を気にかけてはどうかとユースティスにも進言している場面はありました。
真相が気になるところ。ポルランではなく父ユースティスが彼の意思で贈ってくれたものだと信じたいですね。
セサールとのティータイム
皇女の体調が優れないということで、エイブリドン公爵と公子ナサールがフィローメルのもとへお見舞いにやって来ました。
ナサールはフィローメルの婚約者なのだと。第2話で雨に打たれるフィローメルを見つめていた男の子ですね。
エイブリドン公爵は席を外してナサールと2人きりのティータイム。
彼は常にフィローメルの発言を肯定してお出かけの誘いなんかも受け入れてくれますが、彼からの積極的な発言は無く。
ここへ行こうと言ったらそうしようと返してくれるだけで、何がしたいとかそういうことは全く言ってくれないみたいです。
そんなナサールの振る舞いに、彼は自分に興味が無いのだとフィローメルは感じて距離を置くことに。
これからはわざわざ遊びに来なくていいからと微笑むフィローメルに、ナサールは動揺しているようでした。
う~ん、彼の心情がいまいち分かりませんね…。フィローメルの感じた通りナサールは彼女に関心がないのか。
ただ距離を置かれて動揺している様子や、第2話での雨に打たれる彼女を見つめているシーンを見ると、実は好意を抱いているのではとも思ってしまうんですよね。
ナサールの心情が気になるところです。
変わった皇女
いつかここから逃げ出そうと決心してから、フィローメルの振る舞いは変わったよう。
授業も真面目に受けてしっかり勉強するようになり、周囲の人たちも驚いているみたいです。
皇宮内でも彼女が変わったと噂が流れ始めたとか。これで世間からの評判が良くなって味方が増えていくみたいな展開もあるでしょうか。
また定期的に会うナサールとの時間は、フィローメルの意向でお互いやりたいことをやろうということに。ナサールといる時間もフィローメルはただただ本を読んで勉強しているという。
そんなフィローメルの振る舞いに、ナサールは悲しそうな表情を浮かべていました。
やはりこの彼の反応を見ているとフィローメルのことを好きなのではとも思ってしまいますね。
お見舞いの時のティータイムで関心が無いように見えたのは、ただ彼なりに気遣ってフィローメルに嫌がられないようにと積極的な発言を控えていただけなのではとも。
フィローメルが変わったことによる周囲の反応やナサールとの関係には注目ですね。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第4話 | 第5話 | 第6話 |