ピッコマで公開されている「余命1ヵ月ですし、全部クソくらえですわ」の感想と考察になります。
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「余命1ヵ月ですし、全部クソくらえですわ」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【31話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
実はカルニウム侯爵も
ゴシップ誌「夜の社交界」をレアンドロが訴えようとしている問題で、ユーフェミアの父であるカルニウム侯爵は焦っているよう。
というのも実はカルニウム侯爵はリッチ子爵家によるゴシップ誌の刊行を支援していて、それに関連して国庫金を横領していたとか。
めちゃくちゃ悪い奴でしたね…。まさかそっち側の人間だったとは。
前々回第29話の時点ではユーフェミアが黒幕を暴こうと立ち上がって両親に伝えていましたから、てっきりカルニウム侯爵夫妻も頼もしい味方になってくれると思ったんですけどね…。
当然ユーフェミアは父の不正など知らず、家門の名誉のために黒幕を見つけ出そうと意気込んでいるみたいです。
そんな娘の動きもあって父のカルニウム侯爵は焦っているのでしょう。おそらく彼は隠蔽工作に加担するのではと。
いや~まさかの展開ですが、全てが明らかになったらリッチ子爵家だけでなくカルニウム侯爵家も罰せられてしまいますよね。そうなるとユーフェミアが可哀そうです…。
ユーフェミアには危害が及ばない上手い方法はないのでしょうかね…。今後の展開が気になるところです。
皇后と皇太子の対立
ゴシップ誌「夜の社交界」の黒幕を見つけ出して訴えようとしている皇太子レアンドロですが、その旨を母である皇后に伝えると、なんと止められてしまうことに。
皇后曰くそのゴシップ誌は貴族同士の対立に役立ち、皇室にとってその状況は望ましいとか。
貴族たちが団結して力を持つのを恐れているということですね。だから対立を生み出すゴシップ誌の存在は好都合なのでしょう。
ただ実際は他にも理由があり、実は皇后は財務大臣であるカルニウム侯爵家の横領に目をつぶっているよう。皇室が不正を見て見ぬふりしたと明らかになったら困るのでしょう。
まさかこっちにも悪い人がいたとは…。どんどんと状況が複雑になりますね。
そしてレアンドロもまたカルニウム侯爵家の不正の事実を知っていて、それを隠したいだけだろうと皇后に指摘していました。
皇后は何も言い返すことができず。レアンドロのゴシップ誌を潰そうという意志は全く変わらないようです。
色んな人の思惑が交錯する状況が出来上がってしまいましたね。もしかしたら今後皇后が邪魔をしてくるなんてこともあるでしょうか?
一応皇后の態度はまだ柔らかく、シエラが出版元に復讐するのもレアンドロがそれを裏で助けるのも自由だが、皇室警察までは使うなということなのだと。個人的に動くのは構わないけど皇室として正式に動くのはやめろというわけですね。
レアンドロが皇后の指示に従うのかどうなのか、今後の展開に注目です。
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