ピッコマで公開されている「あなたの心がわかるように」の感想と考察になります。
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【128話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
家門会議の始まり
カーニック一族や鍛冶屋組合、農民連合の人々が外で待機する中、ローレンス家の家門会議は始まります。
議席を手放すことについて反対や賛成の意見がそれぞれあがると、ローレンス家を守るために金儲けに成功した実業家が勢力を得る世の中が来るのを防がないといけないと発言するアッシュ。
しかし、小作料の問題の件で信用を失ったアッシュを味方する者は現れないのでした。
ローレンス家でアッシュが孤立したりと、だんだん立場が危うくなっているのが良かったです。
議席を手放すことに反対派でもアッシュには賛同できないということなのでしょう。
ウィンターは仕事が終わったら邸宅に戻って来る予定のようですが、早く書類を持ってきて欲しいですね!
バイオレットの考え
アーロンという青年がローレンス家に損害を与える選択をする理由をバイオレットに問いかけると、自分の愛するローレンス家が守らなければいけないのは今もこれからもラクラウンドの人々だと答えます。
さらに、ローレンス家が愛される家門になるようには、ローレンス家と議会を分離することが第一歩になると。
しかし、その話が気に食わないアッシュ。
するとバイオレットは結婚の時にお金をもらったにもかかわらず、異邦人のウィンターのことを軽視するアッシュに、今すぐに感謝の言葉を言うよう囁きます。カッとなったアッシュは持っていた赤ワインをバイオレットの顔にかけてしまうのでした。
アッシュは王族の悪いところが全面に出ていますね…。
元々、ウィンターは王室が抱えていた多額の借金を払う代わりに爵位を得るというものでしたよね。それなのにアッシュが王室を解体したせいで爵位はもらえなくなりました。
それにもかかわらず、王族と結婚できただけでもありがたいだなんて、けしてアッシュが言っていい言葉ではありません。それに対してはバイオレットもかなり怒っている様子でした。
赤ワインをかけるだなんて許される行為ではありませんが、アッシュの愚かさが露呈してますます孤立していくかもしれませんね!
退席
アッシュを咎め、退席するように命じるバイオレットの母。
メイドのルルやジェーンがバイオレットが心配する中、母はバイオレットと2人で話がしたいと言います。
着替えをするために部屋に戻るバイオレットを送って行く途中で、母は今までバイオレットのことを考えてあげなかったことに対して謝罪するのでした。
バイオレットが許すか許さないかが別として、いつもアッシュのことを庇ってばかりだったバイオレットの母がようやく目を覚ましたようで安心しました。
バイオレットが今まで辛い思いをしていたころも、ようやく気付いてくれたようですね。
それはそうと、バイオレットがアッシュに赤ワインをかけられたと知ったウィンターはどう激怒するでしょうか?
もっとアッシュが痛い目に遭うのが見たいです~。
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