ピッコマで公開されている「お求めいただいた暴君陛下の悪女です」の感想と考察になります。
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「お求めいただいた暴君陛下の悪女です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【37話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
瀕死のラース
敵の船の爆発に巻き込まれて吹き飛び、海へと放り出されたラース。
彼女は意識が薄れゆく中で何とか木の板にしがみつき、海の上を浮かんでいたところをシャリオルトの船に引き上げられることに。
ただ彼女の意識はもう無く出血も止まらないまま、回復魔法を使っても回復が間に合わないよう。
こんな瀕死の状態のラースは今世になってから初めてかもしれませんね。余裕で敵を撃退してしまうかと思っていましたが、ここまで大変なことになってしまうとは。
まさかの事態にシングも彼女のことを心配そうな表情で見守るしかありませんでした。
シングにとってラースはシャリオルト帝国で唯一の味方ですから、普段感情を出さない彼でも不安でいっぱいだったでしょうね。
他人に回復魔法を
一向にラースの状態が良くならない中、ついにゼフォンが動き出しました。
彼がラースの体に手をかざして回復魔法を使うと彼女はみるみる良くなり、そして目を覚ますことに。
さすがは圧倒的魔力を持つゼフォンの回復魔法ですね。
そんな光景に周りの人たちは目を疑っているよう。というのも皇帝ゼフォンが他人のために回復魔法を使うなどありえないことなのだと。
一番重宝していたという第六夫人カミラがラースに顔を焼かれた時でさえ、回復魔法を使ってあげることは無かったですからね。彼にとってラースはそれだけ重要な存在になったということでしょう。
ゼフォンがラースに回復魔法を使う際は必死な表情であり、それにこれまでの彼女との出来事を頭に思い浮かべているようでした。
こういう彼の様子を見ても、やはりラースに対してすでに特別な感情を抱いているのかもしれませんね。
今後の2人の関係がどうなっていくのかますます楽しみです。
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