ピッコマで公開されている「お父さん、私この結婚イヤです!」の感想と考察になります。
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【103話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
頼みの綱は皇女の魔力
前回はフロエン公爵の前世の回想シーンが描かれていましたが、場面は今に戻りフロエン公爵をどう助けるかという話に。
マクスミリアンには考えがあるらしく、それは皇女ベアトリーチェの魔力を利用しようというもの。
この間ジュベリアンが倒れたと聞きつけたベアトリーチェもタイミングよくフロエン邸を訪ねてきて、フロエン公爵救出作戦について皆で話し合いをすることに。
マクスミリアンの意図としてはベアトリーチェが強力な魔力を身につけることで、皇帝ダリウスに取って代わってキルケの指輪の主人になるということのよう。
その作戦にベアトリーチェ本人も乗り気みたいです。本人が積極的にやろうとしてくれているのは助かりますね。
以前第95話でファフニールが魔法を教えてやるとベアトリーチェに迫ってきたことがありましたが、彼女はそれを絶好の機会だと考えているみたいです。
大人しく従うふりして取り入って自分は強力な魔力を身につけ、さらにファフニールとダリウスを仲違いさせ、自分が指輪の主人になる自信があるようですね。なんと頼もしい!
ファフニールの目的は魔法使いから魔力をかき集めて自身が指輪から解放され帝国を滅ぼすことなので、最終的にはダリウスだけではなくファフニールも倒す必要があるのでしょう。
もしこの作戦を実行するならベアトリーチェの負担がかなり大きそうなので、皆でサポートしてあげて欲しいですね。
反対するフロエン公爵
ベアトリーチェが指輪の主人になってフロエン公爵を助けようというマクスミリアン発案の作戦ですが、フロエン公爵本人はというと賛成できないよう。
というのもベアトリーチェが危険に晒されるリスクが高く、他の人を犠牲にしてまで自分が助かりたいとは思わないのだとか。
確かにフロエン公爵の性格ならそう考えるでしょうね…。愛していたアメリアのことも失い、これ以上自分のせいで誰かが死ぬのは耐えられないのでしょう。
マクスミリアンとベアトリーチェは作戦は成功するからと説得し、フロエン公爵は頑なに受け入れないという構図に。
それにしてもベアトリーチェにリスクが伴うのにこの場で唯一の肉親であるマクスミリアンは積極的ですね。友達のジュベリアンやあまり関係のないフロエン公爵が心配しているというのに。笑
まあそれだけマクスミリアンは作戦の成功に自信があるのかもしれません。
結局最後まで結論が出ることはなく、作戦を実行するのかどうかは決まりませんでした。中途半端にマクスミリアンとベアトリーチェだけでやるわけにもいきませんから、実行するなら皆で意思統一できるといいですね。
皇室からの使い
話し合いの途中でフロエン邸には皇室から使いの者たちがぞろぞろとやって来ました。
フロエン公爵とマクスミリアンに対して、すぐに皇居に来るようにという皇命が下ったのだと。もし拒否するなら強制連行するのだとか。
面倒なことになりましたね…。しかもちょうど皇女ベアトリーチェもフロエン邸にいるタイミングに。何かこちらの動きでも悟られていたのでしょうか?
ジュベリアンとベアトリーチェは邸宅内に身を隠している状況ですが、このままフロエン公爵とマクスミリアンが出て行ってしまうのはなんか不安ですよね。
もちろん護衛もいるとは思いますが、やはり傍を離れるのは危険かと。特にベアトリーチェの魔力はダリウスに狙われているわけですから。
強制連行と言ってもフロエン公爵なら全員一瞬で始末できると思いますが、まあそんなことしたら後々面倒なことになりそうですよね…。
この後どんな展開になるのか気になるところです。
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