ピッコマで公開されている「お父さん、私この結婚イヤです!」の感想と考察になります。
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「お父さん、私この結婚イヤです!」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【101話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
父を励ます娘
封印された記憶を思い出して目覚めたジュベリアン。
怪物になった自分の姿も思い出したのだろうとフロエン公爵はうつむいている様子ですが、そんな父のことをジュベリアンは涙を流しながら励ましていました。お父さんは決して悪くないと。
やはりジュベリアンならそう言ってくれると信じていました。フロエン公爵は操られていただけで、どう考えても悪いのは皇帝ダリウスですからね。
キルケの指輪の契約を結んだのも家族を守るためにやむを得なかったことですから、フロエン公爵には何も非はありません。
とはいえフロエン公爵自身はやはり自分のことを責めてしまうのでしょうね。
母を殺したのは父ではなく他の奴だったとジュベリアンは真実を伝えましたが、それでも守れなかった自分のせいだとフロエン公爵は頭を抱えているよう。
この感じを見ているとそう簡単にフロエン公爵の気が晴れるようなことは無いでしょうが、真実を知ったうえでもジュベリアンが味方で居続けてくれたのは何よりも救いかもしれませんね。
魔力で洗脳が解ける?
ジュベリアンが追体験で見てきた記憶をもとにフロエン公爵とマクスミリアンらは話をすることに。
フロエン公爵はアメリアが殺される前に一瞬正気を取り戻したわけですが、それは直前にアメリアが注いでくれた防御魔法の魔力に反応したからなのだとか。
ちなみに第89話の狩猟大会中にフロエン公爵がキルケの指輪に操られた際に正気を取り戻しそうな場面がありましたが、それはジュベリアンの魔力のおかげだったらしく。
アメリアの遺品であるネックレスのおかげでジュベリアンの魔力が覚醒していたみたいです。確かにその時ネックレスがキラっと光る意味深な描写がありましたがそういうことだったんですね。
ということは魔力でキルケの指輪の洗脳が一時的にでも解けるということでしょうか?それ以上解決策に繋がるような発展した話はありませんでしたが、魔力を持っているジュベリアンが鍵になるかもしれませんね。
ちなみにジュベリアン自身は自分が魔力を持っていることを知らなかったわけですが、それは幼い頃記憶と共に能力を封印したからだとか。
記憶が蘇った今は魔力も復活しているのでしょうか?そこら辺も気になるところです。
超越者
アメリアの魔力で正気を取り戻した際、フロエン公爵は人間の境地を超えて超越者に覚醒したのだとか。
超越者になると老化が止まり、今でもその状態が続いているみたいです。これは何気に衝撃ですね…。
フロエン公爵が異常に若いのもそのためなのでしょう。今でこそ見慣れましたが最初見た目が若すぎてジュベリアンの父親とは思えなかったので。笑
フロエン公爵の告白
フロエン公爵はジュベリアンとマクスミリアンにある告白をすることに。それは彼の人生が2度目であるということ。
これはすでに明かされていましたね。以前第53話や第59話あたりでフロエン公爵の前世が描かれていましたから。
その事実を初めて知るマクスミリアンたちは驚いているよう。一方のジュベリアンは驚きながらも、自身も一度死んで過去に戻ってきた身なので何か感じたことがあるみたいです。
あとジュベリアンはこれまで自分が小説の中に憑依した存在だと思っていたわけですが、それは母アメリアが幼い娘を守るためにそう思わせる魔法をかけていたかららしいです。
なるほど~。小説に憑依する物語は韓国ファンタジー漫画で多いですが、この作品に関してはその設定はダミーだったみたいですね。
次回フロエン公爵が過去回帰した真相が明かされるでしょうか。ストーリーの重要な部分なので楽しみです。
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