ピッコマで公開されている「悪女は今日も楽しい」の感想と考察になります。
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「悪女は今日も楽しい」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【64話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
息子への指導
カルロス公爵は後継者となる息子ベラードに指導をしていました。
皇室が不安定な状況で国を守るためにもカルロス公爵家がしっかりしなければならないと。
その言葉をベラードもまっすぐに受け止めているよう。この親子からは信頼関係が感じられる気がします。ベラードも女性公爵である母を尊敬していそうですね。
それから勢力の拡大にあたり結婚の話に触れられる場面もあり、カルロスはレイリンがお気に入りなのだとか。
その言葉を聞いてベラードは微笑んでいるようでした。まんざらでもないという感じかもしれませんね~。
ベラードがレイリンに気がありそうな描写はこれまでもありましたから、願わくば彼女と結ばれたいと思っていそうです。
親子そろってレイリンを望んでいるようで、今後どうなるのか注目ですね。
宝石室の肖像画
魔道具の移動魔法を使って魔塔から帰ってきたレイリンですが、その移動先はカンドミオン公爵邸の宝石室でした。
レイリンもその部屋は初めて見るのでしょうね。部屋中に飾られている宝石に驚きを隠せない様子です。
そしてそこには親子3人の肖像画も飾られていました。幼いレイリンと両親の肖像画です。
まずレイリンが母の顔を見たのはこれが初めてのよう。あくまでも小説のレイリンの母であり今憑依している彼女の母ではないので、そこまで感動的というわけではなさそうです。
また肖像画に描かれている父は紫色の髪に黄色の瞳でした。これは以前第35話で触れられていましたが、父は娘レイリンの血統が疑われないように魔法で娘と同じ髪色と瞳の色に変えているんですよね。本当に娘思いな父親です。
自分のために本当に姿を変えてくれているのだとレイリンは実感し感動しているよう。
意図せず入った宝石室で見つけてしまった肖像画ですが、あらためて父の愛を感じることができましたね。
やむを得ず帰宅?
アカデミーに通うハビエルは発熱してしまい、休んだほうがいいからと保健室の先生の助言もあってカンドミオン公爵邸へ帰ることに。
本人としてはかなり不満そうです。というのも立派な姿になって帰りたかったのに、今の状態でレイリンとまた会うのが嫌なよう。
早くレイリンと対等な立場で守ってあげられる存在になりたいという思いが強いのですね。
ただ公爵邸へ向かう馬車に乗ったハビエルはだいぶ熱で苦しそうにしていて、自分の体のためにもゆっくり休んで欲しいところ。
突然ハビエルが帰ってきたとなったらレイリンも喜んでくれるでしょうから、前向きに考えられるといいですね。
保健室の先生が
ちょっと驚きの展開がありました。ハビエルを診てくれた保健室の先生は何と獣人だったよう。
ハビエルが保健室を出た後、その先生の目は獣の目に変わり、ハビエルのことを”主君”と呼んでいました。
以前第57話で獣人族の王の話があり、それがハビエルなのではと個人的には予想していましたが、今回の描写を見てもその可能性は高そうですね。
獣人に関する話がどうなっていくのか楽しみです。
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